豊島区立保育園で「おむつのサブスク」 月3000円前後で何枚でも 保護者と保育士の負担減へ試験導入

長竹祐子 (2022年11月22日付 東京新聞朝刊)
 東京都豊島区は12月1日から2カ月間、一部の区立保育施設で紙おむつのサブスクリプション(定額利用)サービスのモデル事業を行う。保護者の負担軽減と保育現場の業務効率化を図る。

1枚ずつ記名、園児別に管理…が負担に

 対象は巣鴨第一保育園(巣鴨3)と南長崎第二保育園(南長崎2)。ゼロ~3歳の園児約100人のうち希望する家庭が対象で、申し込むと園での保育中に使う紙おむつとお尻ふきを定額で何枚でも利用できる。

 豊島区によると、これまで区立園では園児1人あたり1日1~10枚程度を使用。保護者が1枚ずつ名前を記入して登園時に預け、園の職員も園児ごとにおむつを管理する必要があり、双方の負担になっているという。

 区は区立園全園での本格導入を見据え、試験的に2つの事業者を1カ月ずつ導入する。いずれも費用は月額3000円前後だが、期間中は事業者が負担するため無料となる。終了後、保護者や園へアンケートをして事業者を決める。

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