「お菓子の過剰包装やめて」都内の高校生、署名1万8000人分を亀田製菓に提出 きっかけは自粛生活

井上真典 (2020年7月29日付 東京新聞朝刊)
 お菓子の過剰包装をなくしてほしいとインターネット上で署名を集めていた東京都内の私立高校1年の女子生徒(16)が28日、亀田製菓東京オフィス(東京都中央区)を訪れ、集まった1万8737人分の署名を手渡した。

署名を亀田製菓の担当者に手渡す女子生徒(左)=28日、東京都中央区で

亀田製菓の担当者「2030年までに環境配慮の包装目指す」

 女子生徒は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛生活の影響でプラごみ問題を考えるようになった。「ごみ削減は自分の力だけではどうしようもない」と亀田製菓に協力を訴えた。

 亀田製菓の担当者は、2030年までに全商品で環境に配慮した包装を目指していると説明。「環境と安全、安心を守ることを両立させるため、社内で意見を反映させていきたい」などと話した。

 女子生徒は、オンライン署名サイト「change.org」で、日ごろ食べているという亀田製菓とブルボン(新潟県)に求める署名活動を5月から始めた。今後、ブルボンにも署名を渡す。 

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