養護施設・里親家庭を出た子どもの自立支援を 千葉のNPOが15日までクラウドファンディング

太田理英子 (2021年1月10日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 児童養護施設や里親家庭を出た子どもらの自立を支えようと、千葉市稲毛区の認定NPO法人「ちばこどもおうえんだん」が15日まで、インターネットで支援金を募るクラウドファンディングを実施している。

目標額は150万円 進学・就職する子の住宅入居資金などに

 目標額は150万円。「こども・若者未来基金」として資金を募り、進学や就職をする子どもら21人の住宅入居資金や入学金、生活費などに充てる。

 家庭の事情で児童養護施設などで育つ子どもは原則18歳で退所し、十分な社会・経済的支援がないまま自立を求められる。

 「ちばこどもおうえんだん」は2017年から毎年度、県内の児童養護施設や里親家庭出身の18~30歳の子ども・若者から支援の申し込みを受け付けると同時に、支援金の寄付を募っている。19年度までの間に、40人の自立を手助けしてきたという。

 「ちばこどもおうえんだん」によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、子どもらは学生アルバイトの機会を失ったり、雇い止めの恐れに直面したりしているという。同NPOの久保貴子事務局長は「後ろ盾がないまま社会に出る子どもたちの実情を知ってもらい、少しでも思いを寄せてほしい」と話す。

 募金はクラウドファンディング運営サイト「READY FOR(レディーフォー)」で受け付ける。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2021年1月10日

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