匿名の1億円寄付で市川市が「こどもたちの未来支援基金」創設 ひとり親家庭の中3と高3に6万円

保母哲 (2021年11月18日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 千葉県市川市は16日、次世代を担う児童生徒ら向けに「こどもたちの未来支援基金」を創設することにし、市議会定例会に条例制定案を提案すると発表した。市民から1億円の寄付があったのがきっかけで、進学・就職を控えた中学3年や高校3年のひとり親家庭の子どもには、進路支援給付金として1人当たり6万円を支給することにしている。

留学時には最大1000万円の支援も

 市川市によると、今年4月、「困っている子どものために役立ててほしい」と市民が市役所第一庁舎窓口を訪れ、寄付を申し出た。亡くなった親族の遺産の一部で、本人は匿名を希望しているという。

 これを受け、市は福祉施設の備品購入費などに充ててきた福祉基金のうち、ひとり親家庭の子どもら向けを手厚くすることにし、未来支援基金を設置することを決定。

 海外留学時には最大で1000万円まで支援することも想定しており、村越祐民市長は「経済的な理由から夢や希望を果たせない子どもたちの背中を押せるよう、柔軟に対応したい」と話している。

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