〈えほん〉「ふきのとう」詩・工藤直子 絵・くすはら順子
長壁綾子 (2026年4月10日付 東京新聞朝刊)

「ふきのとう」 詩・工藤直子 絵・くすはら順子
夜が明けました。雪の下に頭を出し、雪をどけようとふんばっているふきのとう。「よいしょ、よいしょ、そとがみたいな」
「ごめんね」と雪が言う。竹やぶの陰になって、お日さまが当たらず、雪は解けて水にならない。「すまない」と竹やぶ。春風がまだ吹かず、揺れて踊ることができない。
お日さまは笑って、「おおい春風おきなさい」。寝坊した春風は起こされて、胸いっぱいの息をふうっとはいて…。
春の訪れを感じさせる詩に、温かな絵を添えた。小学生の国語の教科書にも掲載されている名作がはじめて絵本に。
1540円。ミアキス=電話03(6555)4959。
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