小田急線の7駅に個室型ベビーケアルーム 授乳、おむつ交換、寝かしつけもOK
原田遼 (2023年3月8日付 東京新聞朝刊)
小田急電鉄が今月から授乳などに使える個室スペース「ベビーケアルーム」を小田急線7駅に設置している。無料で同社は「移動の際に気軽に使ってほしい」と呼び掛けている。
下北沢駅など 20分単位で無料
代々木八幡、下北沢、登戸、相模大野、秦野、大和、鶴間の各駅に設置。個室は子育てに関わる事業を展開している会社「Trim」(横浜市)が開発した可動式施設「mamaro(ママロ)」で、高さ1.9メートル、広さ1.28平方メートルの箱型。ソファやコンセント、子育て情報が検索できるモニターも備える。
20分単位で利用でき、授乳や子どものおむつ交換、寝かしつけ、休憩なども可能。ごみ箱はないが、駅員が巡回清掃する。
下北沢駅の施設を通りがかった子育て中の30代女性は「授乳は駅ビルなどを探していたが、構内にあると便利。使いたい」と話した。小田急は利用状況をみて、他駅への設置も検討する。
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