子どもに手を上げて自己嫌悪…は私だけじゃない 記事に反響、コメント最多の620件 みんなの体験談に慰められる

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2018年11月7日に公開された記事「ぐずる子どもに手を上げて自己嫌悪…そんなあなたに『たたかない子育て』3つのヒント」。5年で620件以上のコメントが寄せられた

実は私も… イライラ、後悔の切実な声

 「ぐずる子どもに手を上げて自己嫌悪…」。

 日々の子育ての中で、そんな状況に陥ったことのある人は少なくないかもしれません。私もその一人。5年前、東京都内で2児を育てる女性=当時37歳=を取材し、専門家に解決のヒントを聞いた記事は、「東京すくすく」開設以降の5年間で最も多くのコメントが寄せられた記事になりました。

 読んだ人が書き込んでくれたコメントは620件超。「子どもが大切で仕方ないのに、自分がおさえきれず後悔してしまいます」「初めての子育てで、自分の自由はなくなってしまったとイライラすることが増えました」と切実な声があふれます。

 取材した女性の子どもたちは今、7歳と5歳。女性は「同じような経験をしている親が多いのかなと思い、安心した」と振り返ります。

コメント欄に戻ってくる人の気持ちは

 安心感や冷静になる瞬間を求め、再びコメント欄に戻ってくる人もいたようです。「1年半ほど前、初めてこのページにたどり着きました。ツラい気持ちを書き込み、皆さんの気持ちを読んで慰められました。それからときどきのぞきにきています。(中略)最後に書き込んでから1年ほどたちますが、このページのおかげか手を上げることはかなり少なくなりました」。そんな声もありました。

 記事で「『たたかない子育て』3つのヒント」を示した虐待防止の専門家の高祖常子(こうそ・ときこ)さんに反響が大きかったことをお伝えすると、「イラっとしてしまうことは誰にでもあります。でも、さまざまな方の体験談に触れて、ちょっと気持ちが楽になることはとても大切」と、メッセージを寄せてくれました。

 5歳になった「東京すくすく」が、もっと目の前の育児の困り事解決のきっかけや気持ちの救いになれたら。思いを新たに取材を続けます。

常子高祖さんのメッセージ全文

高祖常子さん

 「東京すくすく」5周年、おめでとうございます。

 そして、アドバイスさせていただいた記事「ぐずる子どもに手を上げて自己嫌悪…そんなあなたに『たたかない子育て』3つのヒント」が1位だったとご連絡をいただき、びっくりしています。

 もちろん、子どもをたたくとか、虐待関係の記事が1位になることはあまり喜ばしいことではないのかもしれません。ですが、以下のコメントがうれしかったです。

1年半ほど前、初めてこのページにたどり着きました。ツラい気持ちを書き込み、皆さんの気持ちを読んで慰められました。それからときどき覗きにきています。

このページはもはや自助グループのグループセミナーのようなものだと思います。書き込まなくても他体験を読むだけで気持ちが落ち着くし、共感に慰められます。このページを作ってくれた編集チーム様、書き込んでくれた皆様、ありがとうございました。

最後に書き込んでから1年ほど経ちますが、このページのおかげか自分が手を上げることはかなり少なくなりました。(一部抜粋)

 記事が元になり、投稿してくださる方のコミュニティーの役割にもなっているようで、あらためて記事を掲載いただいたこと、コメント機能を付けてくださったことに感謝しています。

 イラっとしてしまうことは誰にでもあります。でも、さまざまな方の体験談に触れることで、ちょっと気持ちが楽になることは、とても大切なことだと思っています。

 子育ては大変、だけど楽しい。

 子どもは別な人間と思って、「○○くんは、そう思ったんだね」と受け止める。そのように考えられると、少し気持ちが楽になることがあります。

 でもそのためには、ママ・パパの心のゆとりが必要です。「今日は冷凍食品でいいや」と食事を作る時間を短縮して、その分子どもとゆっくりお風呂に入って、楽しかったらそれでOK。もちろんできないことにはきっぱりと線を引きながら、「子どもと楽しく過ごすにはどうしたらいいか」と、考えてみるきっかけになったらと思います。

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