〈清水さんの子育て日記〉21・我慢の多い日々、もっと相手をしてあげたいけれど…

(2020年4月24日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる

清水健さんの子育て日記

写真

またひとつ増えた宝物

誕生日にくれた1枚の絵

 「はい」。息子から小さな声で手渡された1枚の絵。そこには去年と同じように、僕の顔がいっぱいに描かれていました。去年より使われている色は増え、しっかりメッセージも。「パパへ。おめでとう。おしごとがんばってね。もっといっしょにあそぼうね」。照れくさそうな息子の顔に成長を感じ、誇らしくなった誕生日でした。


〈前回はこちら〉20・まん丸はママの分だよ 誕生日は2人でたこ焼きパーティー


 もっと外でも遊びたいよね。お友だちは元気かな。新型コロナウイルスの感染拡大で、幼稚園も休園が続いています。いつも以上に、子どもの気持ちをわかってあげたい。そう思っていても、親に余裕がないと、ちょっとしたことで叱ってしまう。

在宅で仕事をしていると…

 在宅で仕事をしていると部屋をのぞいてくる息子。こちらが顔を向けると、うれしそうに隠れる。何度か続くこのやりとり。息子も退屈だろうし、我慢の方が多いから相手をしてあげたい。でも、しまいには「だから、ダメだって言ってるでしょ」。叱ることでもないのに、ごめんな。僕が反省することも増えています。

 息抜きに、息子とアイスクリームを買いに外へ。息子は自分のお目当てが見つかると、今度は、ばあちゃんのリクエストを探す。ばあちゃんはクッキーの間にアイスがはさまっている少し高いものが好み。僕が「ないね」と言って、別のアイスを買って帰ると、息子はいたずらっぽい笑顔で「パパがね、ばあちゃんのは高いから、違うのにしたよ!」と暴露。

 えっ、ばれてたのか。すかさず、ばあちゃんも「へー、そうなんだ。パパが、クッキーのアイスは高いからダメって言ったんだ」とにやにや。こんな時に限って、息がぴったりな2人(笑)。息子にウソはつけません! 抜け目なくなってきたのも、成長の証しですね。こんな時間がホッとできる。

久しぶりに抱っこしてみた

 似顔絵の誕生日プレゼントは、ママの前に去年の絵と並べて置きました。「楽しいことがいっぱい待っています。これからも笑顔で楽しい毎日を過ごしましょうね」。そう書いたメッセージをママが手渡してくれたのはおなかの中に息子がいた時だったね。

 「もう5歳だよ!」って息子は足をバタバタさせるけど、久しぶりに抱っこしてみた。腕にかかる重さに、成長を見守る責任を感じます。「ありがとな」って伝えると、やっぱり照れくさそうに「喜んでくれた?」って聞き返してくる笑顔がいとおしいです。(フリーアナウンサー)

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