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〈田中健さんの子育て日記〉38・娘の服をリメーク&リサイクル

  (2018年10月19日付 東京新聞朝刊)

田中健さんの子育て日記

写真

アメリカのサイトから取り寄せたスカートは、ラベンダー色の生地を継ぎ足し3年目に入った

 涼しくなった9月の連休に、家族そろって衣替えをしました。小学5年生の娘の身長は去年より約10センチ伸びて140センチ。2年ほどで着られなくなった服も多いようです。

 娘は、親戚の娘さんや小学校の先輩のお下がりなど、憧れの女性のオシャレな古着や制服をことの外喜んでいますが、それだけでは足りずに買い足します。アメリカの通販などで取り寄せたことも何度かあり、海外からの宅配便の到着には驚かされました。

着られなくなったら、家内の出番

 円高やセール時は送料込みでも買い得感があるようです。デザインが友達と重ならず、母娘でパソコン画面から選ぶ時間も楽しいそうです。洋裁を習っている家内は、取り寄せた娘のスカートが小さくなると布を継ぎ足して大きくすることもあります。

 リメークのアドバイスを家内が洋裁の先生に仰ぎ、その後、娘と相談。リメークできるかを検討しながら着られない服を整理すると、段ボール箱1箱分になりました。靴も3足あり、デパートの子ども服売り場に持参。国際協力をしている非政府組織(NGO)を通じて、途上国への寄贈やリサイクル活動に役立ったようです。

 学校の制服は後輩へ。整理した洋服は、ネットで検索した子ども服買い取り業者に初めて送ってみたそうです。業者で値段がつかない品も店を通じて東南アジアなどに寄付してくださるとの話で、なかなか良いシステムの店を探せたと喜んでいます。売上金も予想以上にあり、何かの寄付に役立てようと話します。

売上金、どこへ寄付? 娘とネット検索

 僕は俳優の柴俊夫さんに誘われて、「こどものための柴基金」の演奏活動やゴルフコンペに時折、参加しています。柴さんの素晴らしいところは、募金を本人が直接、児童養護施設などの子どもたちへ届けていることです。

 柴さんのような小さな団体から世界規模の団体まで、募金活動をする団体は内容もさまざまです。そうしたことを説明しつつ、娘とネットを検索してどの団体に寄付するのがよいか考えました。

 学校では、秋に「赤い羽根共同募金」が行われています。例年、親子で金額を相談し、娘も小遣いを出しますが、今回は古着売上金からも学校に持たせました。

 娘は幼稚園の頃も街頭募金に参加し、「小さな自分でも何かができる」とチャリティーを身近に感じたようです。年齢に応じた意識を持ち、できることを考えていけるように育ってほしいと思います。(俳優・ケーナ奏者)