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〈清水健さんの子育て日記〉7・一緒にお風呂入ろうね

  (2018年11月9日付 東京新聞朝刊)

2人で銭湯に

 その日は出張で遅くなるかもしれないのはわかっていました。でも幼稚園まで送る途中、息子が「パパ、早く帰ってくる?」と聞いてきて、思わず「うん!」って答えてしまい、「じゃ、一緒にお風呂入ろうね」って。簡単に言ってしまった…。

 帰りの新幹線の中から電話して息子の様子を聞くと、「パパが帰ってくるから」と、かたくなにお風呂に入らず、さっきまで頑張っていたけど寝てしまったよ、と。ほんまにごめんやで。ベッドで着替えもせず寝息をたてる息子の頭をなでてパパは反省。

 翌朝は「今日は大きいお風呂に行こうな」。家を出るときに息子と約束。ダッシュで午後6時に帰宅。でも、その日は金曜日で幼稚園の疲れもある。ウトウトしている息子。タイミング悪くてごめん。なのに、待ってくれていたんだろうな。眠たいだろうに、すぐに「パパ、行こうよ!」って。「はいよ!」。急いでカバンにバスタオル、おそろいの寝間着を詰め込んで、手をつないで銭湯へ。その日は人も少なく広々と2人で。

 帰り道、全ての力を使い果たしたのか、ジュース片手に、「パパ、抱っこ」。うん、うん、今日はサービス?です。重くなったな。この重さが今の僕の支えです。

 次の日、たまたま幼稚園の先生と話す機会があって、「昨日はパパがいっぱい遊んでくれたから、今日は泣かないの」って息子が話していたとのこと。あかん、涙がでてくる。時間の長い、短いじゃなく、一緒に過ごす「時」が大事なんだと小さい手が教えてくれる日々。

 小さいって思っていても、息子も4歳になりました。妻が僕たちの横からいなくなってしまった時、3カ月だった息子が。僕1人では無理だった。これは正直な感想で。皆さまに助けられての今。初めての幼稚園の運動会もしみじみうれしかった。「おーい」って呼ぶと、黄色い帽子をかぶって、照れながらもニコッとするその姿は家族を幸せにしてくれました。親子ダンスの時、隣にいくと「パパ、できるの?」って、これまたニコッと笑った顔は忘れない。

 4歳になったよ。大きくなったよね。ほんとに頑張ってるよわが息子は。息子に「おめでとう」だね、ママも4歳「おめでとう」、そして、皆さまに「ありがとうございます」だね。今日も元気です! 息子が呼んでいます、午前6時、「パパ、恐竜ごっこしよう!」。(元アナウンサー)