不登校の子の親、半数以上が「夫婦で悩み共有できていない」 宇都宮のNPOがアンケート

原田拓哉 (2020年10月10日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
 不登校の子どもを持つ保護者の半数以上は、子どもの悩みを夫婦間で共有できていないという実態が、NPO法人「キーデザイン」(宇都宮市)のアンケートで分かった。子どもの「勉強」や「友人関係」などに不安を抱えていることも浮き彫りになった。

コロナの影響から不登校も

 アンケートは9月中旬、オンライン相談窓口に登録している栃木県内を中心とした125人を対象に行った。

 それによると、不登校になってから半年未満が全体の約3割に上り、新型コロナウイルスの影響を受けた児童・生徒もいると見られる。相談窓口にも「コロナの影響で、学校での会話も禁止、給食も一人でつらい」といった声も寄せられたという。

 夫婦間の連携では、夫や妻と「満足に話せてない」や「子育てに満足に関わっていない」とした人がそれぞれ半数を超えた。

 子どもの不安については「勉強」(70.4%)「友人関係」(69.6%)「家族以外とのつながりの乏しさ」(61.6%)の回答が目立った。

対面の相談を望む人が54%

 不登校の子どもたちの居場所づくりなどを支援しているキーデザインは、無料でオンラインでの相談を受け付けているが、54.3%が対面での相談を希望しており、自治体などでの相談窓口の必要性を訴えている。

 キーデザインは「本当に必要なのは、子どもも親も含めた総合的な支援だ」と指摘している。 

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2020年10月10日

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