千葉市、第3子以降の給食費を無償化 対象者は約5000人、1月から

山口登史 (2021年12月30日付 東京新聞朝刊)
 千葉市は2022年1月から、3人以上の子どもがいる家庭を対象に、第3子以降の学校給食費を無償化する。市によると、全国の政令指定都市で給食費を無償化しているのは、市立小中学校に通う第1子から無償化している大阪市以外にないという。

「多子世帯の経済的負担軽減を」

 市によると、対象者は約5000人。市内の年間の学校給食費は1人当たり約5万円で、神谷俊一市長は23日の記者会見で「多子世帯の子育てに対する経済的負担を少しでも軽減したい」と狙いを語った。

 無償化の条件は▽3人以上の子どもを扶養▽第3子以降が市立小中学校、特別支援学校に在籍▽生活保護などで給食費の支援を受けていない▽給食費滞納がない(完納後は可)-をいずれも満たしていることで、第1子、第2子の年齢は問わない。

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  • ゆう says:

    来年度4月から11月まで、給食室改修工事のため給食が停止となり、この恩恵が受けられなくなります。
    運悪く工事に当たった学校に通っているが為に、無償化の制度を受けれない家庭があるという事は、本来あってはならない事だと思います。4月には間に合わなくても、給食に準じた、児童みんなが同じ食事を平等に食べれる体制(おかずも市が負担するとか、お弁当を市が頼むでも…)を早期に整えてもらいたいと思います。

    ゆう

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