世田谷区の給食無償化「国が無償化するまで続けます」 保坂区長が発表 2024年度以降も「恒久的に」

原田遼 (2023年10月28日付 東京新聞朝刊)
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世田谷区大原の下北沢小学校で提供された新米の有機米給食

 世田谷区の保坂展人区長は27日の定例記者会見で、2023年度から実施している学校給食の無償化について、来年度以降も恒久的に続ける方針を発表した。90の区立小中学校が対象。

物価高の時限措置だったが…

 世田谷区は2023年度、物価高に伴う時限措置として無償化を実施。来年度については未定としていたが、保坂区長は「物価高の状況が変わらず、少子化対策や義務教育無償化を進めるためにも、国として給食費の無償化がされるまでの間は続ける」と話した。

 2023年度は財政調整基金から19億円を繰り入れて財源を確保したが、来年度以降は通常の事業と同様に一般的な歳入から捻出する。保坂区長は既存事業への影響について「見直しはありうるが、特に教育の分野において区民サービスを削減することはありえない」と強調した。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2023年10月28日

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  • ママ says:

    素晴らしいことです。
    小平市も見習ってほしい。東京なのに給食(小3まで無償)、医療費200円です。同じ都内で平等じゃない子供が可哀想…。

    ママ

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