ラジオパーソナリティー 水城あやのさん 結婚して突然、男子中学生の母に 後から生まれた娘はステップファミリーという事実を明るく受け止めてくれた

水城あやのさん(淡路久喜撮影)

各界で活躍する著名人が家族との思い出深いエピーソードを語るコーナーです
夫は19歳上のシングルファーザーだった
私の夫は19歳年上です。結婚したとき、夫はバツイチのシングルファーザーで、中学3年の男の子がいました。
その子とは早い段階から会っていました。受験を控えていたので、家庭教師のような感じで。そのときから「かわいいな」「愛せるな」と思える感覚がありました。
結婚の意向を両親に伝えたとき、母は最初は反対していました。苦労するのが目に見えているからと。ですが、父は「自分で決めたんだったら、頑張りなさい」と後押ししてくれました。普段から寡黙な人で報告するのも怖かったので、意外でしたね。それどころか、顔合わせのときには、私に見せたことのないような笑顔で夫と話しているんです。「よろしく頼む」って。器の大きさを感じました。
ただ、突然男子中学生の母になるというのは、やっぱり大変でした。
私は3姉妹の長女で、男の子と生活した経験がありません。家では夫と取っ組み合いのけんかをしているし、進学先の高校からは「息子さんがお弁当箱を持って帰らない」という理由で呼び出されたこともありました。わんぱくなエピソードは多いですが…、それもまた面白くて楽しかったように思います。
娘が小4のとき「家庭の事情」を説明し…
夫との間には、いま高校1年の長女がいます。息子は高校を卒業して自立したので、長女とは一緒に暮らしていません。でも、お兄ちゃんの存在はうすうす分かっていたんじゃないかな。
長女が小学4年のとき、食卓に呼んであらためて家庭の事情を説明しました。隠すのも嫌だったし、私と夫の選択を正直に話したかったんです。「お父さんは、お母さんの前に別の人と結婚していました」「その人との間にお兄ちゃんがいます」「受け入れられますか」と。
ありがたいことに、長女はその事実を明るく受け止めてくれました。「お父さん、モテるんだね。かっこいいもんね」って。普通なら「嫌だな」と思っても無理はないのに。とても感謝しています。
長女のことは、幼い頃から一個人として尊重しながら接し、できるだけ対等に話をするようにしていました。そんな関係があったから、重い話をするときでも「きっと理由があって話をしているんだろう」と彼女なりに理解してくれたんだと思います。
長女にはつい世話を焼きたくなってしまいます。心配だし、失敗してほしくない。参考書を買い与えて、そこに付箋まで貼ってしまうような母です。でも、そんなときは自分の両親のことを思い出すようにしています。ステップファミリーになるという選択を受け入れてくれたのは、私を信頼してくれた証し。だから私も、先回りしすぎず、長女への信頼を大事にしていきたいなと思っています。
水城あやの(みずき・あやの)
1977年生まれ、名古屋市守山区出身。金城学院大卒業後に本格的に芸能活動を始め、テレビ番組のリポーターやイベントの司会者として活躍。現在はFM AICHI「MORNING BREEZE」で月曜~水曜を担当するなど、東海地方を中心に活動中。高校時代はテニスでインターハイに出場した腕前を持つ。
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