〈えほん〉「1945年8月6日 あさ8時15分、わたしは」言葉・原爆を体験した子どもたち 絵・いわさきちひろ

(2025年8月6日付 東京新聞朝刊)
写真 絵本『「1945年8月6日 あさ8時15分、わたしは」言葉・原爆を体験した子どもたち』

(長壁綾子撮影)

 今日、あさ8時15分、あなたは何をしていましたか。1945年8月6日、あさ8時15分、ちいさかったわたしは-。

 67年刊行の絵本「わたしがちいさかったときに」から、原爆を体験した6人の子どもの作文と、新たに現代の詩人ら3人が書き下ろした文章を収録。

 80年前の今日、広島に落とされた一つの爆弾により命、家族、友人たちを奪われ、家、街を焼かれた人々。いま、私たちは数え切れないほどの無念の死と涙の上に立っている。当時の子どもたちが残した言葉と出合い、平和を祈りたい。

 1870円。童心社=電話03(5976)4181。

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