〈えほん〉「はじめての梅しごと 梅シロップをつくろう」作・高野紀子
長壁綾子 (2023年6月7日付 東京新聞朝刊)
梅の花は、まだ冬の寒さが残る頃に咲く。ミツを吸いにきたミツバチたちは実をつけるお手伝い。花が咲き終わり、3、4カ月たった梅雨の頃には実がなる。
この実で何を作ろう? 梅シロップを作ろう! 用意するものは。
梅の実でさまざまな食べ物、飲み物をつくる「梅しごと」の季節到来! 作者が幼い子どもでも手仕事を楽しめるように、との思いを込めた絵本。手順はシンプル。失敗なく仕上げられるように、作者からのアドバイスをハチたちが伝えてくれる。今年は子どもと一緒に「梅しごと」始めてみませんか?
1540円。偕成社=電話03(3260)3221。
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