江戸前の魅力を全身で感じ、学び、描いた“未来の海” <PR>

子育て世代がつながる
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東京湾の魅力を体感した子どもたち

 豊かな海を未来に引き継ぐことを目的に推進する日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、昨年に「子どもたちの海の体験機会を守るプロジェクト」が実施されました。同プロジェクトDAY4の舞台は、冬の東京湾。体感したのは「江戸前」です。

 「子どもたちの海の体験機会を守るプロジェクト」DAY4

 昨年12月22日、千葉県船橋市の船橋漁港において、10名の子どもたちが多様な面から“江戸前”を体感しました。「江戸前って、何のことでしょうか?」と子どもたちに語りかけるのは、漁師歴38年の大野和彦さん(海光物産㈱社長)です。「一般的には東京湾で獲れた魚介類のことを指しますが、私たち漁師の言う“江戸前”とは、魚が獲れる“漁場”のこと。つまり、東京湾そのものが江戸前です」 続けて大野さんは豊かな漁場であった東京湾は都市開発や埋め立て工事などによって、漁獲量が減少してしまったこと、漁業者として魚を獲り過ぎていた過去を語り、「だからこそ、今、私たちは持続可能(サステナブル)な漁業に取り組んでいます」

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漁師歴38年の大野さんから水産エコラベルについて学ぶ子どもたち

 世界でも環境問題や海洋汚染、また過剰漁業などの要因によって水産資源の枯渇は大きな課題となり、水産資源や生態系の保全に向けた適切な漁業が求められています。東京湾においてサステナブルな漁業に取り組む大野さんは、「マリン・エコラベル・ジャパン」(環境に配慮した取り組みを証明する水産エコラベルの一つ)の認証を取得。そのラベルはスーパーなどの店頭に並ぶ水産物に貼られ、消費者もサステナブルな水産物とそうでないものを見分ける仕組みが確立されています。大野さんは「今後は水産エコラベルが貼られたお魚がどんどん増えてくるのではないでしょうか。そのラベルを見た時、未来の海のことを考えた漁師がいることを思い浮かべてもらえると嬉しいですね」

心に残る体験から、海をデザイン

 

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簡単なようで難しい「江戸前海苔すき」を楽しむ子ども

 海を守る取り組みについて学んだ子どもたちは「江戸前海苔すき」に挑戦しました。悪戦苦闘しながらも、生海苔を一人ずつすいて、板状の海苔を作るという昔ながらの手作りの方法を楽しんだ後、船に乗り込み、東京湾巡りに出発しました。

 「さむーい」と絶叫しながらも、船の旅を楽しみ、ほどなくすると現れたのは白い島。東京湾に残る貴重な干潟のひとつ「三番瀬」に生息するアサリやバカガイ、シオフキガイなどの貝殻が風波や潮流によって運ばれてできた通称「貝殻島」です。

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船に乗って東京湾に浮かぶ貝殻島へ

 「えっ、この島全部、貝殻なの!?」と子どもたちは目を丸くし、この貝殻島がシラスやマハゼ、カレイなどの稚魚たちの生息場所になっていることを知りました。また、子どもたちの目の前で底曳網漁が行われ、大きなスズキやカレイが獲れると大きな歓声が上がり、昼食ではスズキやタチウオ、コノシロなどの刺身を盛りつけた“江戸前丼”を堪能しました。

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底曳網漁を様子を観察する子どもたち

 午後に行われたのが、クイズ大会。登場したのはクイズ王の古川洋平さん(クイズ作家)です。ユーモアたっぷりの軽妙なトークで古川さんは子どもたちを楽しませながら「今日は海を守るさまざまな取り組みを学びましたが、私たち人間が作り出す排気ガスが、海に大きな影響を与えています。そこで、問題。排気ガス(二酸化炭素)が増えると、海の水はどうなるでしょうか?」。すると子どもたちは「温度が高くなる!」と見事に正解。

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クイズ王の古川洋平さんよるクイズに挑戦

 古川さんは「海水温の上昇により、⼤きな台風が発生すると考えられるため、排気ガスは自然災害の原因といえます」と、クイズを通じて、地球環境の問題を伝えました。

 クイズの次は、デザインに挑戦です。

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色彩あふれる未来の海の姿を描く様子

 当日に体感した江戸前をテーマに、子どもたちは個性あふれる海の絵を描きました。そこには、色鮮やかに多様な魚が泳ぎ回る海が広がります。それは、子どもたちが求める未来の東京湾の姿と重なります。

 


〈「子どもたちの海の体験機会を守るプロジェクト」DAY1・DAY2・DAY3の模様はこちら〉

子どもたちの目に映った「東京湾の過去と今と未来」<DAY1>

多摩川から見えたのは、未来の東京湾の姿<DAY2>

人の手によって守られる渚と資源 <DAY3>


提供:日本財団「海と日本PROJECT」

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