【10月は里親月間】養育里親になってみませんか? 親元で暮らせない子どもは都内に約4000人 東京都が50カ所以上で体験発表会
奥野斐 (2025年10月3日付 東京新聞朝刊)
10月と11月の「里親月間」に合わせ、東京都は区市町村と協力して本年度中に都内50カ所以上で里親の体験発表会を開く。都内には、親の病気や虐待などで親元で暮らせない子どもが約4000人いる。こうした子を家庭に迎え入れ、一定期間育てる「養育里親」について、制度への理解と関心を深めてもらおうと、都福祉局が企画した。

里親と子どもの様子を紹介する「Tokyo里親ナビ」のホームページ
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都内の「里親等委託率」は17.5%(2023年度末)で、都は29年度までに37.4%を目標としている。今年7月には有識者らによる専門部会を設け、委託率を上げる取り組みや、里親への支援について来年度に最終提言をまとめる。
発表会では、養育里親の説明や、実際に子どもを受け入れた経験者、元里子らが体験発表などを行う。開催予定は、里親と子どもの様子を紹介する都のホームページ「Tokyo里親ナビ」などに掲載している。会場によっては事前申し込みが必要。来場無料。
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