「不妊治療と仕事の両立」テーマに研修 セブンイレブンとユニ・チャームが連携 経験者の約4割が離職や働き方を変更
市川千晴
セブン-イレブン・ジャパン(千代田区)は、仕事と妊活の両立をテーマにした「ソフィみんなの妊活研修」を行った。社員の理解促進と働きやすい環境づくりを狙う取り組みで、オンラインと合わせて男女約50人の社員が参加した。

仕事と妊活の両立をテーマに研修を受ける社員ら=千代田区のセブン-イレブン・ジャパン本社
半数近くが職場に事情を伝えられず
国際女性デー(3月8日)に合わせ、ユニ・チャーム(港区)と連携して企画。研修では、一般的に不妊治療経験者の約4割が仕事との両立ができず、離職や働き方の変更を余儀なくされている現状を共有。また半数近くが職場に事情を伝えていないとの調査結果も紹介され、職場の理解不足を課題として挙げた。対策として、通院に対応しやすい「週休3日制度」や時差出勤制度などの社内制度について説明した。
ユニ・チャームの講師は、妊活を「将来の選択肢を広げるための準備」とし、同社の調査結果で、実際に「妊活を始めた年齢」の平均は30.1歳だが、妊活について「知りたかった年齢」は平均24.9歳と約5年の差があると指摘。男性側に原因があるケースも約半数あることから、男女ともに「自分事」として知識を持つ重要性を強調した。
参加者「男性も知るべきテーマ」
このほか、自分の価値観や将来の展望をワークシートに可視化する取り組みや、女性ホルモンや生理の仕組み、生活習慣の改善、プレコンセプションケア(将来の妊娠を見据えた健康管理)などの解説があった。不妊治療の保険適用や卵子凍結といった選択肢も紹介された。
参加した男性社員は「男性も知るべきテーマだと再認識した」と話し、職場全体で支え合う環境づくりの必要性について理解を深めた。
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