仕事と子育ての両立法、100人にインタビューします! 働きたくても踏み出せない女性のために「we MAMA」開設
仕事をしてないママ友に「知りたいこと」リサーチ
7歳と4歳の2人の女の子を育てる入澤さん。出産前から約10年間スタイリストとして活動し、多くの女性たちと接する中で「その人の外見には内面が表れる」と考えるようになった。内面の充実に作用する要素の一つが、働くことなのでは―。そう感じるようになり、女性の働き方にも関心が広がっていったという。
長女が通っていた幼稚園では、一度は辞めた仕事をどういう形で再開できるのか悩み、働き出すことをためらうママ友が多かった。「社会で力を発揮できる人たちなのに、もったいない。多様な生き方や働き方を伝えることで、一歩踏み出せずにいるママたちの世界を広げる手伝いができたら」と考え、Facebookページをつくることを決めた。「働き方の情報を探している人にも興味を持ってもらえ、現実的に目指せる数字」として100人を目標に掲げた。
仕事をしていないママ友に知りたいことを尋ね、「専業主婦を経て働き出すときに大変だったことは」「仕事をしながらの子育てで大事にしてきたことは」などと質問内容を決めた。
子どもが寝た後ネットでインタビュー、通勤中に執筆
オンラインサロンで知り合った女性起業家や、会社員の友人などに協力を依頼。昨年9月から会社勤めもしており、多忙な兼業生活の中、子どもたちが寝た後にインターネットを介してインタビューし、通勤電車の中でパソコンを開いて執筆を進めている。
参加型のFacebookグループをはじめ、誰でも閲覧できる投稿サイト「note」にもインタビューを掲載。開設から1カ月でファイナンシャルプランナーや不動産営業担当者ら5人のインタビューを終えたが「もっとペースアップして、早く100人を紹介したい」と意気込む。
入澤さんは「『そんな仕事もあったか』という気付きを提供できたら。時短勤務を活用しながら働く人や、シングルマザーなど、さまざまな立場の人を取り上げていきたい」と話している。
なるほど!
グッときた
もやもや...
もっと
知りたい