〈各市の新年度予算案から〉小金井市 5~11歳ワクチン接種などに5億6200万、学校トイレの洋式化に5500万
花井勝規 (2022年2月18日付 東京新聞朝刊)
〈2022年度予算案〉東京都小金井市は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種と5歳以上11歳以下への接種の事業に5億6200万円を計上した。西岡真一郎市長は「ワクチン接種がコロナ対策の唯一の光明」との思いを強調。3回目接種率が都内の自治体で上位であることについて「地元の医師会の熱意も強い。医師会とチームをつくって臨機応変に予約枠を増やし、会場設営などの対応を取っている」と説明した。
不登校支援教室を学芸大内に移転、認可保育所を4園新設
都内の自治体で低位にいる小中学校のトイレの洋式化率を60%に引き上げる目標を掲げ、改修費5500万円を計上した。また、不登校の児童生徒を支援する「もくせい教室」を4月から東京学芸大内の施設に完全移転し、充実を図る。待機児童の解消対策には3億4400万円を計上。認可保育所の4園新設で267人分の定員を増やす。
市役所新庁舎や併設する新福祉会館の建設に伴い、移転後の現庁舎跡地などの活用法を検討するための関連費用1100万円を盛り込んだ。電気自動車(EV)などの次世代自動車の普及促進補助金を計上。4月以降、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の購入者に10万円、燃料電池自動車(FCV)には30万円を補助する。
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