小田急線の経堂駅に無料の「絵本交換スペース」が誕生 持参した冊数を持ち帰れます
原田遼 (2022年12月24日付 東京新聞朝刊)
小田急電鉄は、利用者が読み終えた絵本を別の絵本と無料交換できる「駅ナカ絵本交換スペース」を小田急線経堂駅(世田谷区)に開設した。改札横の7平方メートルの空間を活用。利用者は持ち寄った絵本を自分で回収箱に入れ、同冊数(1回に3冊まで)を本棚から持ち帰る仕組み。
3月22日まで、毎日午前9時~午後8時
開設に合わせ、クラウドファンディングで集めた約50万円で新品絵本と本棚を購入。社員から寄付された絵本と合わせ、「ぐりとぐら」(福音館書店)「さむがりやのサンタ」(同)など100冊を置いた。破損や名前入りがある物は交換の対象外で、回収後の本は駅員がチェックしてから本棚に置く。3月22日まで毎日午前9時~午後8時に開いている。寄付のみもできる。
子ども2人と交換に訪れた女性(32)は「古い絵本の置き場に困っていた。年齢が上がると読む本も変わるのでありがたい」と話した。
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本が交換できて、良いですね。