羽村市動物公園でベビーラッシュ 双子ビーバーの「今しか見られないしぐさを楽しんで」 レッサーパンダも秋頃公開

松島京太 (2024年7月25日付 東京新聞朝刊)
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双子のアメリカビーバーの赤ちゃん=いずれも東京都の羽村市動物公園提供

 羽村市動物公園(愛称・ヒノトントンZOO)が、ベビーラッシュに沸いている。アメリカビーバーの赤ちゃんはすでに公開され、親子で元気に泳ぐ姿を見せ、シセンレッサーパンダは秋頃に公開予定。同園の担当者は「子ども時代にしか見ることができない、動物たちのかわいらしいしぐさを楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

ビーバーは15時以降、子育て

 アメリカビーバーの赤ちゃんは双子で、6月27日、雄の「むぎ」と雌の「チャル」の間に生まれた。チャルは、2年連続の出産。夜行性のため日中は眠っていることが多いが、午後3時以降になると子育てする様子を観察できる。

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シセンレッサーパンダの赤ちゃん

初繁殖 人気のレッサーパンダ

 6月14日には、シセンレッサーパンダの雄の赤ちゃんが誕生。両親は、秋吉台自然動物公園サファリランド(山口県)から来園した雄「アル」と、旭山動物園(北海道旭川市)から来園した雌「梨梨(リーリー)」。2005年にシセンレッサーパンダの飼育を始めて以来、初めて繁殖に成功した。これまでは相性が合わず、なかなか繁殖できなかったという。

 園によると、シセンレッサーパンダは園内でも人気の動物の一つ。秋頃に展示を開始する予定だ。公開日は園のホームページで発表される。問い合わせは、同園=電042(579)4041=へ。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2024年7月25日

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