大好評のスポーツクイズ第2弾! 全10問に親子&教室でチャレンジ、何点取れるかな?〈アディショナルタイム〉
■初級編(幼稚園~小学校低学年=各10点)
問1の答え A いぬ
答えはAのいぬ(犬)です。2005年3月、広島市民球場で球界初のベースボール犬が誕生しました。ゴールデンレトリバーで名前は「ミッキー」。背番号は「111(ワンワンワン)」。彼のお仕事は球審に新しいボールを運ぶことでした。愛くるしいミッキーはたちまち人気者になり、ミッキーの他にもロッテの千葉マリンスタジアムで活躍したエルフ、オリックスのボールモンキー・ゴウくんと、球界に動物ブームを起こしました。
問2の答え A トランポリン
ピクトグラムとは、非常口やトイレのマークなど、文字が読めなくても意味を伝えられる絵文字のこと。五輪では1964年東京大会で初めて導入され、各大会で独自デザインが作られています。2021年の東京五輪・パラリンピックで制作されたのは計73種目。五輪開会式では、パントマイムのパフォーマーの演出が話題になりました。問2は引っかけ問題で、飛び込みと答えた人もいると思いますが、飛び込みは水面が波打っています。比べてみると、違いが分かりますね。
問3の答え C アルバトロス
アルバトロスとはアホウドリのこと。バーディーは小鳥、イーグルは鷲(ワシ)を指します。なぜ、ゴルフの打数が、鳥の名前に関連するのか。諸説ありますが、1903年、スミスというプレーヤーが1打少なくホールアウトした際に、「鳥のように飛んだショットだ!」と言ったのがきっかけで「バーディー=小鳥」と鳥になぞらえる呼び名が広まっていったという説が有名です。ちなみに、アルバトロスが出る確率は100万回に1回とも200万回に1回とも言われ、一度も達成できないプロゴルファーも少なくないそうです。
■中級編(小学校高学年~中学生=各10点)
問4の答え B クリケット
諸説ありますが、日本サッカー協会のHPには、英国発祥のクリケットに由来している説が紹介されています。クリケットは野球の原型といわれるスポーツですが、3人の打者を連続でアウトにするのは非常に難しく、この偉業を達成した選手に高級な帽子(ハット)が贈られたことから、サッカーでも1試合で3点取ることを「ハットトリック」と呼ぶようになったそうです。このほかに、選手の功績を称えて観客席から帽子を投げ入れたという説も紹介されています。「ハットトリック」はアイスホッケー、ラグビーでも使われます。
問5の答え C パルクール
パルクールはフランスで生まれた都市型スポーツ。体操の一種で障害物を跳び越えたり、乗り越えたりして、楽しみます。速さを競う「スピード」、演技点を競う「フリースタイル」などの種類があり、昨年10月、東京で第1回世界選手権が開かれました。ちなみに、Aのブレイキンはブレイクダンスとも言われるストリートダンス、Bのスラックラインは2点の間に張った専用のラインの上で跳びはねたりして演技を競う新スポーツのことです。
問6の答え C ハンドボール
スポーツは「野球」や「卓球」のように、元々の外国語ではなく、和名と言われる漢字で競技を表記することがあります。中学や高校の部活動でよく使われていますね。語源の由来はよくわかっていませんが、ハンドボールは以前、11人制で行われており(今は7人制)、多くの選手が次々と球を送ってゴールを目指したからという説が知られています。ちなみに、日本ハンドボール協会は1938年に日本送球協会として誕生しました。問いに出てくるAのテニスは「庭球」、Bのラグビーは「闘球」と呼ばれています。
■上級編(高校生~大人=各10点)
問7の答え B 昆布
大相撲には「土俵祭り」と呼ばれる伝統行事があります。毎場所初日の前日に行われるもので、行司が祭主となって祝詞を捧げ、土俵の中央に約15センチ角の穴を開け、塩、昆布、するめ、勝ち栗、洗米、かやの実など「鎮め物」と呼ばれる縁起物を埋めて、お神酒を注ぎ、力士の安全、場所の成功、国家の安寧、五穀豊穣などを祈ります。「祭り」と呼ぶものの、神聖な儀式として執り行われ、日本相撲協会理事長、三役以上の力士らが出席して行われます。それにしても、土俵の下に何かが埋められているなんて、私も取材するまで知りませんでした。
問8の答え A きずな
視覚障害者マラソンは、ブラインドマラソンとも呼ばれ、パラリンピックでも人気を博しました。伴走のガイドランナーが視覚に障害のある選手の目の代わりとなり、一緒に走りますが、その際、ロープを握ってお互いの位置を確認します。ロープのことを誰が最初に「きずな」と呼んだのかは定かではないのですが、すてきな呼び名だと思いませんか?
問9の答え A 建築基準点
ジャンプ競技を見ていると、よく聞く言葉ですが、意味を知っている人はそれほどいないのではないでしょうか。「K点」とは、ドイツ語で「建築基準点」を表す「Konstruktionspunkt」の頭文字を取ったもの。ジャンプ台ごとの飛距離の基準のことで赤いラインで示されます。実はかつては、「これ以上飛ぶと危険だ」という「限界点、極限点=Kritischer Punkt」の意味で「K点」と言いましたが、用具や技術の進歩から、K点を超えることが多くなり、極限ではなくなったため、今では「建築基準点」に変わりました。
■最上級編(3つ正解で10点、2つで7点、1つで3点)
問10の答え A ロンドン、B ロサンゼルス、C シドニー
難読漢字はテレビのクイズでもよく出る問題です。ここではそれを五輪開催都市に絞って、出題しました。昔ならともかく、今の新聞ではあまり使われないのですが、文字から都市を想像したり、発音から推理したりするのは楽しいですよね。他にも、巴里(パリ)、羅馬(ローマ)、伯林(ベルリン)などがあります。あくまで当て字なので、学校のテストには書かないでくださいね。
いかがでしたか? スポーツクイズといっても、簡単には解けなかったのではないでしょうか。得点は60点獲得を想定して作りました。もし、全問正解の方がいたなら、出題者の完敗です(笑)。
前回、スポーツクイズを掲載した際には、ありがたいことに、学校や子供会などで楽しんでもらえたという感想をたくさんいただきました。こちらこそ、いつも記事を読んでいただき、ありがとうございます。この場を借りて、お礼を申し上げます。今回のクイズも、親子や兄弟、友達同士で気軽に楽しんでいただけたら幸いです。これからも「東京すくすく」をよろしくお願いします。
なるほど!
グッときた
もやもや...
もっと
知りたい
学校で使わせてもらいました!1もんめはめっっちゃむずかったです。
2問目はまるがおおかったです
子供会の空き時間にトライ。面白かった。第3弾もお願いします
学童の時間にトライ。漢字の問題がむつかしかったようですが、土俵の下に埋まっているものがわかったり、楽しめました。次もお願いします。
子供たちと夏休みの集会でトライしました🙂 好評でした(特にワンちゃん)。1もやりました。第3弾もよろしくお願いします。🥺
学童保育の隙間時間に子供たちと楽しみました~。「送球」、わかりませんでした笑、 ^^)
ワンちゃんミッキーは大人気でしたよ~。
学校でやりました。大好評でした。とくに1問目が全員不正解でした。2問目はだいたいのひとがあっていました
学校で挑戦しました。みんなで楽しめました。次はもうちょい、やさしい問題をお願いしまーす😅
学童の集まりでチャレンジしました~。盛り上がりました😊 ピクトグラムとハットトリック、アルバトロスを正解した子がいてびっくりしました。
問1で自信満々に「ねこ!」と答えたワタシ。「送球」「パルクール」「建築基準点」「倫敦」の33(散々?)点でした…。
娘はまだ一歳なので、クイズはちょっと難しいかな。ミッキーの写真に大喜びでした。
屈辱の23点……
問1 ⭕、問2 ✖️、問3 ✖️、問4 ✖️、問5 ⭕、問6 ✖️、問7 ✖️、問8 ✖️、問9 ✖️ 問10 ⭕✖️✖️
難易度が上がった気がする
中学生の長男と一緒にやりましたよ~。私は43点で、長男は67点で、負けてしまいました。得意げにハットトリックについて説明する息子のかわいいこと。ちょっといい時間でした。😄😄