子どものために何かしたい多世代が集える場に 精神保健福祉士が井の頭公園近くの一軒家でイベント企画
奥野斐 (2026年3月25日付 東京新聞朝刊)
小さな子どもを育てている人たちがホッとできる場になればと、杏林大保健学部教授で精神保健福祉士の加藤雅江さんが、東京都三鷹市の一軒家を借りて「おやこひろば」や託児付きピラティスなどの催しを開いている。赤ちゃん連れでゆったり過ごせる場所はまだ少ない。加藤さんは「子どものために何かしたいという多世代が集い、つながって、子育てしている人を支える場にしたい」と話す。

「SARA’S GARDEN もりのひろば」を運営する加藤雅江さん=いずれも三鷹市で
赤ちゃん連れでゆったりと
一軒家は「SARA’S GARDEN もりのひろば」(三鷹市井の頭3)。京王井の頭線井の頭公園駅徒歩2分の公園の池の畔に昨夏オープンした。子ども食堂の運営などもする加藤さんに、家の持ち主から活動に使ってほしいと声がかかった。
開館は不定期。乳幼児を連れた親が立ち寄り、子どもを遊ばせることができる「おやこひろば」のほか、子ども向け料理教室、子どもの心の育ちについて学ぶ勉強会、時代に合った性教育を考える「大人のためのユースクリニック体験会」などを企画。赤ちゃんが寝転がれる和室もある。事前申込制や有料のイベントもある。

さまざまな表情の「妖精さん」を制作した細尾ちあきさん
気持ちと向き合う展覧会
加藤さんと絵本の共同制作をしたことがある、メンタルヘルスに関する情報発信に取り組むNPO法人「ぷるすあるは」(さいたま市)の展覧会も開催。「妖精さんのきもちいろいろ展」と名付け、同法人のアーティスト細尾ちあきさんが制作した段ボールアートの「妖精さん」約200点が柱や壁に飾られている。
怒ったり、笑ったりとさまざまな表情のカラフルな作品で、「どんな気持ちも大丈夫、と感じてもらえたら」と細尾さん。親子で楽しめる塗り絵も用意した。25日は休みで26~29日に観覧できる。入場無料。
開館日時など詳細は「SARA’S GARDEN もりのひろば」のホームページで確認できる。
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