〈中倉彰子さんの子育て日記〉37・それぞれの夏休み

(2015年8月14日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる

中倉彰子さんの子育て日記

北海道、プール、セミ捕り

 子どもたちにとって、うれしい夏休みですね。親にとっては、日中子どもをどう過ごさせるかを考えたり、給食がないので昼食を作ったりと、いつもよりも忙しい時期。学校行事や習い事、歯医者等、みんなの予定がこんがらがりウッカリすることもしばしば。「いつもママ『アッ!』とか言って、忘れてるんだもん」と、子どもたちに苦言を呈されています(笑)。 

 さて長女のマイ(10)は、親戚の女の子と2人で、2週間ほど夫の実家で義母が住む北海道に遊びに行くことに。これほど長い滞在は初めてですが、マイはノリノリで「長ければ長いほどいい」なんて言っています。夏休みに入り数日で宿題をすべて終え、口うるさいママに有無を言わせず、さっそうと出発して行きました。ははぁ、さては北海道で遊びまくるつもりだな。

 一年生の次女のマキ(6つ)は、初めての夏休み。私が在宅の日に好きなだけ朝寝坊ができるのがうれしいようです。泳ぐのも大好きで、プールに毎日のように通っています。宿題はというと…これがなかなか進みません。「1日1ページでいいからやろう」と声を掛けてもいろんな言い訳をしながら、のらりくらりとはぐらかします。このままいけば夏休みの最終日に、焦りながら宿題を終わらせるパターンになりそうです。

結婚相手はジャンケンで

 長男のシン(5つ)は、予想通り、毎日セミ取りに夢中。「この間、ジジと16匹取った!」と自慢しています。今夏は「クワガタ」デビューも果たし、マキとお祭りで買ったクワガタをかわいがっています。保育園では最近なんと、2人の女の子から告白され、その後2人から結婚を申し込まれたとのことです。

 夕食時、照れながらも、うれしそうに話すシンに「それで、シンはなんて言ったの?」と家族全員が興味津々で尋ねました。「えー、わかんないからジャンケンで決めてよって言った」。これには一同大笑い。大事な結婚相手をジャンケンで決めるとは…。でもパパが「それはいい答えだなあ。シンがどちらかを選んでしまったら、もう1人の子が傷つくもんな。なるほど、その手があったかぁ」と、いたく感心。ちょっとずれてる気がしますが…。

 夏休みは、「普段できないことに挑戦したり、経験したりして、成長してもらいたいな」と思う半面、早く終わって日常の生活に戻りたいという気持ちもあります。でも、家族旅行のときは、ママも思いっきり楽しむぞー!(プロ棋士)

あなたへのおすすめ

PageTopへ