九九も縄跳びも自転車も…2年生でできたこと〈古泉智浩さんの子育て日記〉69

(2026年4月17日付 東京新聞朝刊)
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花見に行こうとしたところ、天気が悪くて、リビングにレジャーシートを敷いておやつを食べる、ぽんこちゃん

古泉智浩さんの子育て日記

公文の先生に相談したら…

 ぽんこちゃんは、この春から3年生です。振り返ると2年生は大事な学年で、中でも算数の九九を覚えられるかどうかが重要と思っていました。算数は苦手で、公文を習っていても、1年生の課題をやっており、それでは学校の勉強の補強にならないのではないかと思い、公文の先生に相談しました。

 ところが公文は段階を経ることが大切で、基礎が身についていないと先に進んでも厳しいとのこと。足し算の繰り上がりで苦労している子が九九など理解できるのでしょうか、と心配しました。とはいえ呪文のように覚えれば、そのうち意味も分かって役に立つだろうから、とにかく覚えてほしいと願ったのです。

 ある著名な漫画家は、九九ができなかったそうです。いざとなったら漫画家になるしかない…。私が全力で教えても、それは相当いばらの道です。成功率は高くありません。

 すると、担任の先生の指導が良かったようで、お風呂場の壁に張った九九のシートを見ないようにしながら、そらで言えるようになりました。九九さえ覚えれば小学校の算数は、半分終わったようなものではないですか。生涯使えるツールだと思うのです。

何でも自分でやるのが大切

 1年生の時に縄跳びをしようとして、まるでできませんでした。本人はできないことに怒り出し、こちらが教えようとすると、ますます怒って、上達しませんでした。できなくてもそれほど困ることはないし、分別がつけば、教えても怒らなくなり、できるようになるかな、とあまり心配しませんでした。

 すると最初はなぜか後ろ跳びが2~3回できるようになって「できるじゃん、すごいね」などとほめるとうれしそうでした。そうこうしているうちに前跳びも上手になって、今では普通に何十回も跳ぶことができます。学校で練習していたようです。

 自転車は、2年生のうちに乗れるようになりました。ストライダーという地面を蹴って進む自転車に乗っていたので、すんなり乗れました。5年生だったうーちゃんは乗れなかったのですが、ぽんこちゃんに負けるわけにはいかないと思ったのか、すぐに乗れるようになって自転車の奪い合いが始まりました。

 ぽんこちゃんは水泳も習っていて、平泳ぎとクロールと背泳ぎができるようになりました。泳げるようになったら辞めてもいいかと思っていたのですが、特技になるかもしれないので、しばらく続けさせたいと思っています。

 朝、髪を自分で後ろでしばってポニーテールにします。髪が耳にかぶっていることがありますが、何でも自分でやるのが大切。なのでそのままにしています。

古泉智浩(こいずみ・ともひろ)

 漫画家。養子の11歳男児うーちゃんと、8歳女児ぽんこちゃんを育てる。

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