不登校の、その先は? 川崎市で31日にトークリレー 不登校を経て社会で活躍する当事者らが語る
石川修巳 (2019年8月10日付 東京新聞朝刊)
不登校や親子関係をテーマにしたセミナーを川崎市内で開催している「びーんずネット」(金子あかね代表)は31日、不登校の当事者や支援者らによるトークリレー「不登校の、その先は?」をJR武蔵新城駅近くのパサールベース(中原区上新城)で開く。事前申し込みが必要で、定員は50人。
親のさまざまな不安に向き合う
ゲームざんまい、昼夜逆転…。わが子の不登校と向き合う親にとって、頭をもたげるさまざまな不安がある。代表の金子さんも、わが子が小学3年の時に不登校になったという。
「見守ることが大事と理解しているつもりでも、心がざわつく理由はきっと、不登校のその先に何があるのかが見えないから」と説明する。
体験者やフリースペース主宰者がトーク
トークリレーに出演するのは、先生もテストも授業もない学校の評議員を務める蓑田雅之さん、小学3年からほぼ学校に行かずに社会に出た映画プロデューサーの風芽(かざめ)美空さん、藤沢市で不登校生のフリースペースを主宰する米沢美法(みのり)さんの3人。
参加者の気づきのヒントにつなげるため、小さなグループに分かれて語り合う機会もあるという。参加費は2000円で、18歳以下は無料。申し込みは、びーんずネットのホームページへ。
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