木更津の小学生、盤州干潟守るんジャー! ごみ問題の啓発ポスター作成 16日に環境保全イベント
山本哲正 (2022年7月14日付 東京新聞朝刊)
千葉県木更津市金田地域の子どもたちが、東京湾唯一の自然干潟として知られる木更津市の盤洲(ばんず)干潟を守る活動に取り組んでいる。16日、同市金田東6の金田地域交流センターきさてらすで開かれる「SDGsあかりイベント Kaneda Bamboo Lantern(カネダ バンブー ランタン)」で、活動の一端が紹介される。
「ポイ捨てダメ」ユーチューブで訴える
環境問題への関心を高める同イベントに向けて、市立金田小学校の児童らは、きさてらす利用者らとともに、食廃油キャンドルに使う紙コップ約500個にペンギンやイルカなどの海の生き物の絵を描いた。当日は、木更津油脂の監修で食廃油をリサイクルして作ったキャンドルを中に入れ、紙コップを明るく照らす。
金田小では5年生が環境学習に取り組んでおり、現6年生は昨年度、「干潟守るんジャー」というユーチューブ動画を作成。山や道路に捨てられたごみも、水の流れや風などで干潟に至ると訴えて「ごみをポイ捨てしないで」「海を汚さないで」と呼びかけた。干潟の魅力や、ごみで困っていることなどをまとめたポスターを会場に展示する。
イベントでは「竹あかりオブジェ」点灯
市内外の竹細工を楽しむ有志でつくる「BOSO BAMBOO CLUB」が、木更津の山間部・矢那の放置竹林の竹を使って制作した「竹あかりオブジェ」の展示もある。
イベントは、きさてらす主催で午後5時から。点灯時間は午後7~8時。各家庭の廃油を回収するコーナーも設置。ペットボトルなどでの持参を呼びかけている。同6時半から「キャンドルと星空と音楽の夕べ」もある。問い合わせは、きさてらす=電話0438(97)6292=へ。
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