強制PTAを変えるには 品川区立小で「泣きながらやった」広報委員長も 古参メンバーがウェブ導入を拒み…
楽しいボランティアを想像していたが…
長女が区立小学校に通う男性は「親として学校を支えたい」と、PTAに参加してきた。保育園の時に、保護者が有志でバザーやピクニックを企画して楽しかった思い出もあり、小学校のPTAにも希望を持っていた。
昨年、委員の選出で「来年は受験生なので、今年やらせてください」と必死に訴える保護者を見かけた。「早めに経験しておかないといけないのか」と感じ、今年4月、クラスの広報委員に立候補した。
全委員が集まる会合の日。家族の用事で欠席したが、役員から電話で知らされた。「くじ引きで委員長に選ばれました」。そのときは、広報委員長がどんな役割なのか、ピンとこなかった。
前年度の委員長に聞くと、教職員紹介や行事の思い出を振り返る冊子作りが委員会の仕事。委員長は、紙面の構成や学校へ写真掲載の許可取り、印刷業者への発注など、取材以外の編集にかかる業務を全て担っていた。
冊子は1学期16ページ、2~3学期は8ページずつ。広告印刷の仕事をしたことのある男性には、このページ数がどれだけ大変か想像できた。歴代の委員長に話を聞くと、「こんなに悪いことがあったのだから、この先きっといいことがあるはず」と言い聞かせて耐えた人や「今までの委員長がやってきたのに、私だけできないのはおかしいのかと泣きながらやった」という人もいた。
「PTAはボランティアなのに、こんな苦しい作業を毎年、委員長1人に押しつけるのはおかしい」。
捨てていた広報紙なのに「なくさないで」
外注を考え、3社と打ち合わせしたが、予算や依頼内容からいずれも断られた。紙の冊子ではなく、オンライン化すればノウハウのある男性なら2時間でできる。委員にネット記事の作成を1本ずつ割り振ることもできるようになる。だが、広報委員25人のうち、賛成は半数ほどだった。
男性は、他委員会のメンバーにも提案するため、広報紙の業務が委員長に偏っていることや、オンライン化のメリット・デメリット、他校のオンライン化の事例などを調べて資料にまとめた。役員や他委員会から、事前に寄せられた質問の回答集も準備した。
こうした資料作りは、子ども2人を寝かしつけた後、夜な夜な取りかかった。長女は、連日の寝不足に気づいたのか「私がこの学校に入っちゃったからだよね、ごめんね」と謝ったという。
5月の委員会で提案すると、長くPTA役員を務める他委員会のメンバーは「初めは今までと同じ活動をしてみて改善点を見つけ、
反対派の保護者からは「紙の冊子だったので目を通したけれど、わざわざパソコンを開いてまで見ない」「正直、子どもの写真が載っていないのなら捨てていた。捨てる必要がないのなら、後で暇な時に見ようと思って、見ずに終わりそう」という声まで挙がった。
サンプルとしてウェブサイトを試作してみるも、役員からたくさんの注文がきた。一件一件質問に答えていたが、「越えられない壁だ」と嫌気が差した男性は、PTAを辞めることにした。
教育委員会から各学校に任意と周知へ
同時に、組織の中から改革できないのなら、外部から声を掛けてもらえないかと、男性は区教育委員会に陳情を出した。
陳情書では、加入自由の任意団体にもかかわらず、入学時に加入の意思を聞かれる機会はなく「保護者全員にご加入いただき、ご協力いただいております」と書かれたプリントが校長名で配られている「事実上の強制加入」という実態を説明。会費は、給食費と同じ口座から一括引き落としされていることなどを挙げ、区教委から学校へ改善を呼びかけるよう求めた。
6月、陳情について話し合われた教育委員会では、各委員から「広報委員会は本当に大変で、私も2年かけて広報紙を廃止した経験がある」「変化させずにやり過ごした方が楽な中、内部からの改革は本当に大変」「教育委員会も学校もサポートすべきだ」などと前向きな意見が出たが、「法令上、教育委員会の立場からは対応しがたい」として全員一致の不採択となった。
事務局は、9月の校長連絡会で、PTAは任意加入であることや、保護者を取り巻く環境は変わってきていることから情報収集に努め、保護者や地域とよりよい関係を築くよう周知したという。
古参メンバーの抵抗はPTAあるある
PTA問題に詳しいライターの大塚玲子さんは、「かなり手を尽くされたと思う。保護者や校長との巡り合わせで、たまたま変えられなかっただけで、提案は無駄だったとは思わないでほしい。低学年の親が聞いていて、何年後かに取り組んでくれることもある」と話す。
その上で、アンケートを提案する。全会員にオンライン化の是非を聞くと、会議の場では存在感が大きい古参メンバーの意見が少数派だったということもある。ただ、そのアンケートすら、反対されて実施できないケースもあるという。
広報紙にかかるお金の視点から、「PTA予算を見直してみませんか」と提案する切り口もある。おそらく予算の中で、突出する経費は広報紙。アンケートで予算削減の希望を聞く中で、オンライン化すればこれくらい安く済ませられると投げかける方法もある。
大塚さんのもとには、「無駄だと思う活動をやめるよう提案したが、却下された」という保護者の声が数多く届く。「前例踏襲」になりやすい背景には、役員が1年から数年ごとに代わるため、「新しいやり方にたどり着けないまま、とりあえず前年のように」活動することを繰り返しがちな現状がある。そして、だんだんと何のためにその活動を行っているのかを見失うため、目的の再考と活動の絞り込みを勧める。
大塚さんは著書の中で「理不尽なPTA」になっていないか、チェック項目を10個掲げている。
非会員でも学校に健全化の提案を
「抵抗勢力」がいる中、千葉県松戸市の小学校でPTA改革を進めた元会長の竹内幸枝さんは、「中から変えていくには仲間をつくりながらなので、1年では難しい」と話す。竹内さんは、男性の学校の広報紙について「学校行事の報告は、PTAではなく学校の仕事ではないか。誰に向けての広報紙なのか、委員同士で考えた方がいい」と指摘する。
竹内さんは、ポイント制廃止の提案と同時にアンケートを取った。ポイント制とは、PTA活動をしてポイントをためないと、6年生で卒業記念品の選定や謝恩会の企画などを担う「卒業対策委員会」をやることになるという暗黙のルールのこと。結果、6割以上が反対だった。「ポイントをためるために努力してきたのにずるい」という意見もあったが、多くは「ポイント制がきっかけでPTA活動をしたら、案外楽しかったから」という前向きな声だった。
ポイント制をなくすことに「あなたは私を否定しているのよ!」と怒る役員もいたが、「ポイント制をきっかけとしなくても、参加したいと思える組織に変えていきましょう」と呼びかけ、説明会を重ねて廃止した。議論の足掛かりとして、回答には必ず理由を書き添えてもらうなど、設問の工夫が重要という。
広報紙のオンライン化も、男性の学校のように「紙で見たい」「ネットリテラシーが低い人が扱うことになる」と反対意見が出た。紙が欲しい人はプリントアウトすればいいし、任意参加なので、ネットリテラシーが高くやりたい人が配信すればいい。初年度は、紙での発信も残したが、希望者は5、6人にとどまり、次第にいなくなった。
竹内さんは現在、長男の高校のPTAには入らず、校長先生宛てに「学校に提出した生徒と保護者の情報をPTAに渡すと、個人情報保護法違反になるのでやめてほしい」と手紙を出した。「そうすると、PTAは必然的に入会届を作って入会の意思を聞かないと、会員情報が把握できなくなる」と竹内さん。いち保護者としてPTA健全化を進めている。
編集後記
大塚さんや竹内さんによると、男性の学校は、(1)事実上の強制加入(2)学校に提出した口座からの会費引き落とし(3)くじ引きでの委員選出ーなど、「ブラックPTAの典型」だそう。男性はPTAを退会したが、コミュニティスクールのボランティアとして、絵本読み聞かせや畑の管理など、学校支援にたずさわっている。「のびのびとした平和な活動で、PTAにかかわっていた地獄のような日々はなんだったのだろう」と話す。仕事と両立できる範囲で、楽しんで学校を支えたいという純粋な思いがつぶされるPTAとは、一体誰のための活動なのだろう。
なるほど!
グッときた
もやもや...
もっと
知りたい
PTAはやりたい人だけでやれば良い。やりたくない人を巻き込むことがトラブルに繋がる。
「すくすく」の他の記事でも示されているが、使途不明金の発生などは論外として、上記の類いのトラブルはどこでも起こっていると思う。みんながみんなという訳では無いだろうが「やらされている」という気持ちが良い結果を生まないことは明らかだ。また保護者がみな仕事を持っている家庭の方が多くなっている現状、わざわざ時間を割かなければならない状況を受け容れられるだろうか。学校としてできることは「PTAは全ての学校関係者において加入は任意」と校長が宣言することだろう。
女性の社会進出、夫婦共働きという時代に取り残された組織。
3人の子供時代に公立の小中高で役員をしました。
小学校では会長は自営業のお父さん、副会長は、セレブ感漂うお局様存在の方が長くされてて、卒業後は学校支援員で勤める方が数名いて良いポジションと噂が出てました。
部長になった時、運営委員会で新しい企画を出すと、根回しなく発言したことを後でお局様から烈火のごとく叱責されました。
総務部長の時はバザーの売り上げぎ前年を下回らないよう値段つけから副会長は立ち合いされました。100万をクリアして部員と抱き合いました。
中学では広報部長で、白黒からカラーの機関誌に変えると予算内だったので生徒や先生は喜んでもらえましたが上層部は沈黙でした。未だにカラー紙面と聞いてます。広報は地味でしたが楽しくお母さんたちと頑張れました。
どの時も学校側が、PTAに対してボランティアのような印象があるのにペコペコしていて不思議だなぁと思ってました。
中学の役員時代に仕事を復活しました。クジで役員になり、仕事があるというと、早退して役員会に出てる方がいると言われました。
高校は仕事をされてる方が多く夕方の6時とか7時から学校で役員会でした。お母さん同士は仲良くなりましたが発言や意見を言う方はあまりなく、例年と同じことをすればいいのよと上層部のお母さんからのアドバイスは小中高校同じでした。子どものためにと思い引き受けました。
今さらですがお局様には嫌な思いが何度もありました。今も買い物の際に会っても避けてしまいます。
私の子どもが通っている公立中学のPTAは、広報誌が一番お金がかかるからとネット上にパスワード付のページで公開するようになりましたよ
一番衝撃的だったのは2000年代頭頃中学の入学式後、体育館に鍵をかけ、誰も外に出られなくしてから委員決めを行ったこと。決まらないクラスは記念撮影ができませんよ、と脅されたこと。今も同じことをしていたら完全ブラック。下の子が小学校から帰ってくるのに帰宅が間に合わないと、冷や汗をかいた。
PTAや消防団、町内会でも同じですよね。古参のメンバーは今までのやり方を変えると「自分の人格が否定された」と感じるような方が一定数いて。必ず抵抗勢力となります。
でも、そのような抵抗勢力にめげずに、志しを同じくして変えていきましょう。あの手この手どんな手でも使えるものは使っていきましょう。
私も卒業するまでに委員長や委員を経験し、ボランティアとは思えない仕事量をしました。確かにとても大変だったので、この方のインタビューの事もよく分かります。
でもちょっと気になる事が…。広報誌のWEB化は今年度委員長になって急に今年からやり始めるつもりだったのでしょうか?
他にも25名程の広報委員の方がいたと記載されていますが、この方達は前年度と同じやり方のつもりで委員になったのではないですか?だとしたら急に言われても困ると思います。反対派が出るのは仕方ないかと。
そして結局、周りをこんなに巻き込んで最後はPTAお辞めになられたんですよね?
4月に委員長になって9月現在。残された副委員長や委員の方、関わった他PTAの方はどうなったんでしょうか。2学期3学期はどうなるのでしょうか?ちょっと無責任かなと思います。
PTAが本当に大変なのはすごく分かります。でもせめて今年度は最後までやって、来年度にお辞めになられたら良かったんじゃないでしょうか。
最後に。お子さんに心配されたようですが、あまり子どもの前で学校や先生、PTA活動などのマイナスな事(態度)は言わない方がいいと思います。お子さんも学校に不信感を持ってしまいますよ。
ごく近所に専業主婦を貫き、周りにたがりながらPTA役員をになっていた人がいます。
その人の子供の卒業式の日に、PTA会長がPTA会費から記念品を勝手に購入し、長年PTAに貢献した人と言って記念品渡していたのには色々と納得が行きませんでしたね。(他にも渡されている人はいました)
役員の仕事がある度に子守りを押し付けられていた非役員の私も十分貢献しているはずだし、何のためのPTA会費なのかと…
そもそも子供を他人に預けないとできないPTAの仕事というのもいかがなものかと思います。
本当に非常識な団体としか思えませんでした。
まんま広報担当のPTAで同じような目にあいました。
仕事をもらった瞬間「こんなの無理じゃん…」ってなって学校に訴えたら呼び出しくらってボッコボコにされました。
曰く「今まで問題なかったからそのまま(同じ)でいいでしょ」「今まで楽しみにしてた子供たちがかわいそう!」そこで「分かりました」って言ったら私が犠牲になるだけだからこっちだってYESって言うわけないでしょ!!
最終的にめっちゃ話し合ってほぼこっちの希望を通しつつ、今まで通り作ることになりました。
ようするに大変な部分は全部学校に負担させました。
かつ学校も無理ない範囲にし、今後も問題ないようにマニュアル化も作りました。
心置きなく次に渡せそうでよかったです。
PTAありきの学校運営がおかしいのだと思う。
コロナ禍、学校行事が縮小され、何も困らなかった。保護者は、子どもの成長は、学校行事ではなく、家庭で見ればよい。
運動会、学芸会は、子供が自分たちのために行えばよく、保護者を巻き込むから行事中のパトロールだの、椅子並べだのお手伝い仕事が増え、おかしな話になる。
また、こういった行事の様子は、関係者だけが見られるようにしてユーチューブで配信すれば、広報委員会もいらなくなる。
そもそもPTAは、専業主婦をあてにして組織されており、ここまで専業主婦がいなくなれば、存続させるのは無理ゲー。
無くならないのは、無くしたくない誰かがいるのかと勘ぐりたくなる。どこかでPTAからお金を吸い上げてる誰かがいるとかね。ホントに迷惑な組織と心底思います。
娘のさいたま市の中学生での卒業式の出来事です。花を卒業生の列に沿ってPTAが渡したそうです。うちの娘は飛ばされてもらえませんでした。皆が見てるのにそんなことをするなんて最悪の卒業式の思い出になりました。
子ども2人が通う小学校は、入学と同時に全員強制加入、会費も学校の費用と同じ口座から引き落とし、役員決まるまで教室に閉じ込め、役員はくじ引きで強制という絵に描いたようなブラックPTAでした。
子ども一人につき、何かの役員一回と、高学年に上がると、世帯で一回旗振り役員をやるのが最低ラインの義務。旗振り役員までを終えていると、2巡目の役員をパスできるというルールがあった為、私は広報を2年、旗振りを1年やり切りました。
子どもの数が少ない為に、下手すると2巡目、3巡目の役員が回ってくるという環境で、トイレ掃除やらカーテンの洗濯、つけ外しまでを担えという学校はあまりにもひどいと思います。
役員をやっていてよかった事が何も無いとまでは言いませんが、全く仕事をしない上に、的外れの提案や質問で場を乱したり、個人ラインを使って一方的に文句を言ってくる人がいて、圧倒的に辛さの方が上回ります。
平日日中限定のPTA活動の為、有給休暇を使い果たし、ストレスも大きすぎたので、PTAなんて滅んでほしいと正直今でも思っています。
その数年後にPTAがイベント毎、任意のお手伝い制に変わり、参加を募る連絡が頻回にありますが、3年間も尽くしてきたのでもう十分だと思っていますし、自分を守る為に進学先では非加入を貫きたいと考えています。
私は横浜市内の小学校でPTA役員を2期やらせてもらっていました。
PTAを悪と決めつけてネガティブなことのみを抽出して煽り立ててあたかも悪だと思っていると思わせる心理的手法は、子どもたちが直接関係するPTAに関しては行うべきではないと思います。
改革も何も上手くいっていてやりたいという人が多くて誰を断るかに頭を悩ましているPTAもあります。
コメントありがとうございます、担当した浅野です。PTAを初めて取材しましたが、同じ保護者同士なのに協力しない組織があるのかと驚いた一方、改革できた組織や初めから楽しく協力できている組織とは何が違うのか、興味深いです。今後、そうした事例も紹介していきたいと考えています。
幼稚園のPTAです。園長と主任の仲が悪く、そのとばっちりを受けました。園長がお休みの時、園行事について主任に質問しました。返事は「私には関係ない。園長の仕事だ」です。
質問の内容によっては園長でなければ答えられないかもしれません。でも、関係ないはありえません。「園長に伝えて後程返事します。」ではないでしょうか。
実母が独居でガンの末期だった時に、次年度のPTA本部決めで辞退理由の連絡が着て、根掘り葉掘り聞かれ説明。抗がん剤治療や絶望的なガンの種類、同居していないが看護が必要か泣きながら答えた。
翌年母は亡くなり、小学生・未就学児と母のダブルケアは終わった。その翌年の本部決めも難航していたため、免除してもらった分、早めに引き受けた。
働くメンバーとは会う機会もないまま、できる人だけ集まり活動。地域の繋がりがあるのはよいが、上の世代は例年のイベントを提案。正直イベントよりも、日頃からワンオペ育児に実家の売却、家事に仕事で、休日は家族で子どものスポーツの送迎や家事、休息に時間を使いたいが、手伝いに行くしかなかった。
実家に頼れる子育て世帯と母の私が倒れたら終わる世帯と訳が違う。PTA活動が多すぎて出れば出る程、家事は溜まり頭痛、脱水で何度も動けなくなり子どもの習い事は送迎できずに、休ませた。無給。打ち合わせや作業は昼過ぎまで続き、食事は摂れない。お昼を食べに行き打ち合わせしても、小遣いからの出費。土日も、イベント手伝いやPTA組織の話し合いに呼ばれる。
そして、運動会の手伝いにPTA選考、防災グッズ購入、入学セット準備、運営委員の出席。永年免除特典のためにやっている。あと半年耐えれば、解放される。
こんなPTAなら、やれる人どれだけいるんだろうか?
2024年7月、PTAという組織の頂点である「日本PTA全国協議会」の元参与が、背任で逮捕されています。組織の私物化を黙認していた者多数。ガバナンスが…というレベルの話ではない末期的症状です。本当にPTAが必要なんでしょうか?
幼稚園の役員決めの時に、下に子供がいるご家庭は大変な係にならないように優先されるという暗黙の了解があり、仕事を持つママよりも下に子供がいるママのほうが有利だったのがすごく疑問でした。
好きで一人っ子になったわけでもなく、作りたくても出来なかったとかもあるのに、こんな暗黙のルールって。もちろん三人子供がいるママが率先して大変な係を引き受けてくれたりもしてたので一概に全員とは言えませんが、沢山子供がいる家庭がそんなに偉いのか?って、とっても思ってました。
PTAへの参加は(教員の)部活動指導によく似ている。どちらも参加の義務は全く無いのに既得権者の意のままに振り回されているのが現状だ。なぜ管理職は「(どちらも参加は)任意」だと言えないのだろうか?やってもやらなくても良い仕事をやらされる学校という職場を無条件には愛せない。