受験日と生理が重なるか不安な高校生、親の心配とズレ 婦人科医など監修の「赤本」参考に家族でケアを - 東京すくすく | 子どもとの日々を支える ― 東京新聞

受験日と生理が重なるか不安な高校生、親の心配とズレ 婦人科医など監修の「赤本」参考に家族でケアを

市川千晴
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受験生向けの生理ケアのヒントをコンパクトにまとめた「赤本」

 本格的な受験シーズンを控え、生理ケアを通じて受験生とその家族を支援しようと、ユニ・チャーム(東京都港区)は「ソフィ#生理ケアは応援になる」プロジェクトを始めた。

生理に備えた持ち物や服装で万全に

 ユニ・チャームの調査で、高校3年の女子生徒の85%が「受験日と生理が重なるか不安」と回答する一方、母親の関心の9割はインフルエンザなど感染症対策で、生理関連は4~6割にとどまるなど、親子間で認識の違いが生じていることが分かった。
 
 プロジェクトでは、家族で話し合うきっかけを提供する動画や、応援サイトを作成。生理に備えた持ち物や服装、会場で確認することや、体調や気持ちの悩みについて産婦人科医などが監修し対処法を紹介した。
 
 教学社とコラボし「受験生の生理対策」を赤本にまとめた。赤本は、全国の書店で無料配布している。受験生におすすめの生理用品5点と赤本をセットにしたギフトも、応援サイトなどで限定販売中だ。
 
 ユニ・チャームは「受験という重要な節目を、受験生とその家族が安心して乗り越えられるよう支援したい」と話す。

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