休校中の子ども「部活はNG、屋外の運動や散歩はOK」 文科省が新型コロナ対策で見解
柏崎智子 (2020年3月12日付 東京新聞朝刊)
新型コロナウイルス対策で臨時休校中の子どもの過ごし方について、文部科学省は屋外で適度な運動や散歩をしてもよいとする見解を自治体などへ向けたQ&Aに明記した。学校の校庭や体育館の開放も「一律に否定しない」と新たに記載する一方、部活動は引き続き自粛を求めている。
部活は「基本的に集団で行うため」
校庭や体育館の開放について、担当者は「方針に変更はないが、問い合わせが相次いでいることや、国会で運動不足や子どものストレスへの心配が指摘されたため分かりやすくした」と説明。Q&Aでは
(1)大人数が密集する運動にならないようにする
(2)ドアを広く開け
(3)こまめに換気する
(4)ドアノブや手すりなどを消毒する
―など感染防止の注意点を記した。
部活動を引き続き自粛とする理由は「基本的に集団で行う活動のため。今の時点では一律にやってよいとは言えない」と話した。Q&Aは文科省のホームページの「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について」に掲載されている。
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