「ボール遊びができる公園に」東久留米市が全小学校区で整備へ コロナ禍の居場所づくりの一環
花井勝規 (2022年8月29日付 東京新聞朝刊)
東久留米市はコロナ禍での子どもの居場所づくりの一環として、同市南町の南町公園に防球ネット設置などの工事を施し、「ボール遊びができる公園」へ再整備する。来春の完成を目指し、9月補正予算案に約3000万円を盛り込んだ。
第1弾は南町公園の再整備 来春完成へ
南町公園の約1600平方メートルのうち南側600平方メートルにダスト舗装と呼ばれる石などを細かく砕いた素材を敷くほか、樹木の一部を伐採しスペースを確保する。
昨年12月の東久留米市長選で初当選した富田竜馬市長は「子どもたちが安心してボール遊びできる環境の整備」が看板政策。「市内12の各小学校区で最低1カ所以上はボール遊びができる場所を確保したい」と、市内に148カ所ある都市公園と30カ所ある児童遊園、子ども広場などの点検を指示。南町公園の再整備は第1弾となる。
東久留米市環境政策課によると現在、12小学校区のうち6学区は整備済みで2学区が調整中。今後は南町公園を含めた未整備4学区で整備を進めていく方針という。
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