育休復帰後はがんばりすぎないで すくすく初のインスタライブ たくさんの経験談をお伝えしました

 3月13日、すくすく初のインスタライブを無事に開催できました。日本生命の一時保育マッチングサービス「ちょこいく」発案者で、私と同じ1児の母の青木彩さんと「育休復帰」をテーマに対談し、106人が見に来てくれました。つたない配信でしたが、ご視聴くださり、コメントを寄せてくださった方々、ありがとうございました! 45分間のライブの様子やお伝えしきれなかったコメントを紹介します。ライブ配信は、「ちょこいく」のアカウントからご覧いただけます。
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緊張しました。つたない配信を見てくださりありがとうございました

 

仕事と家事・育児の両立ができるのか不安

 青木さんと私の経験談だけでなく、多くの家庭の乗り越え方を紹介できればと、事前に「不安に思うこと」「(経験者が)工夫したこと」を募集したところ、46件寄せられました。子どもの人数や年齢、働き方などによって生活スタイルは異なるので、取り入れてみたいと思える方法やヒントが見つかるとうれしいです。

 不安で多かったのは、「朝夕の家事育児がバタバタになりそう」「仕事と家庭の両立ができるのか」「保育園に子どもがなじめるか」などでした。

 食事づくりの負担を減らす工夫として、「副菜は多く作って数日に分けて食べ、メーンは朝に作る。電気圧力鍋でのほったらかし調理は助かります!」という方や、「週末に作り置きをする」「宅配サービスを活用している」方も。私も、せっかく手作りしたものを食べてくれないイヤイヤ期の2歳ごろは、パルシステムの冷凍食品に救われたことを話しました。当時は栄養が取れているのか罪悪感がありましたが、ライブ中に視聴者から「幼児食時代はほぼコープの冷凍食品で乗り切りましたが、ちゃんと成長しているし大丈夫!」との励ましのコメントをいただき、うれしかったです。

 冷凍食品を使うと「母親をがんばっていない気がする」というのは単なる思い込みだと思うので、きれいさっぱり捨て去りたいものです。

 食材の買い方を工夫している方もいました。週末のスーパーでのまとめ買いからネットスーパーに切り替えたところ、「見切り品がない分、スーパーに行くより少し高いかもしれませんが、余計なものを買わなくなるし、何より時間の節約になり週末が有効に使えます!」とのこと。「もう少し公園にいてあげたいのに、スーパーにも行かないといけない」とたびたび思うわが家も検討してみたいです。

 仕事に復帰すると家事が回らず、「子どもの服が足りない!」という事態が起きたという方は、「たくさん服を買い、さいあく洗濯機を回せなくても足りるようにしました」との思い切ったアイデアを教えてくれました。無理をしないことが大切ですよね。

 ライブでは、仕事と家庭の両立のために肝心な家事の負担を減らす工夫をお伝えしましたが、一方ですくすくの6周年イベントリポートの記事「子育て中、親自身の健康を気遣えていますか?仕事との両立は必要ですか?」も紹介しました。「シナぷしゅ」の生みの親で、テレビ東京の統括プロデューサー飯田佳奈子さんらを招いたトークイベントで、飯田さんは「両立する必要ってあるんだっけ」「両立っていう言葉がすごく自分を苦しめていたことがある」と語っています。ほかにも、飯田さんならではの子育てに対する考え方は、「もっとがんばらなきゃ」と思いがちな心をほぐしてくれます。

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同年代の青木さん(上)と。配信中のコメント、うれしかったです。

時短を小学生まで延長するよう会社に求めた 

 新たに始まる保育園や幼稚園生活については、「新しい環境で協調性を持てるのか」「保育園に入るまでに身につけておいた方がいいことがあれば教えてほしい」などの不安が寄せられました。慣れ保育では、泣いたり、親からなかなか離れずぐずったりする子は多いと思います。子ども同士のトラブルもきっとあります。青木さんのお子さんも0歳で預け始めた頃は泣いていたそうですが、保育士はプロ。「いつかはきっと笑顔で通える日が来るので、ぜひ安心してお任せしていいと思います」と伝えました。

 改革派の体験談もいただきました。当時3歳までだった勤め先の時短勤務制度を小学校低学年まで延長するよう会社に求めたそうです。働きやすさにつながる根拠のデータを集めて総務部に資料を提出し、会社側は認めてくれたそう。ご自身が働きやすくなっただけでなく、今幼い子を育てる社員からも感謝の言葉をかけられ「抜本的な改革も時には大切です!」とエールを送ってくれました。

 ちょこいくに寄せられたライブの感想には、「両立しなければいけないのか?という問いかけに救われました」「100点を目指そうとしなくていいという言葉にその通りだと思いました。周りの助けを借りて、子育てをしていきたいと思います」「社会資源や民間サービスを活用して、家族がハッピーでいられる方法を追求していきたい」と書かれていました。「育休復帰後はどうかがんばりすぎないで」という私たちの思いが少しでも伝わったようで、「見に来てくれる人はいるのだろうか」と心配でしたが、ライブ配信をしてみてよかったです。

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自称ずぼらなヨッピーさんは、家事最適化で育児ストレスをなくそうと呼びかける

 最後に、家事でいかに手を抜くかをまとめた本を紹介します。「最も数字を稼ぐ」と称されるライターのヨッピーさんの「パパもママも必読!子育てがラクになるノウハウを集めた育児ハック」です。子育てを楽しむために、家事・育児を効率化するノウハウが具体的に書かれています。すくすくでは、4月からヨッピーさんの子育て日記も始まるので、ぜひご夫婦で参考にしてみてください。ヨッピーさんの子育てパパママ向けのLINEチャット「ぴよぴぴ」も、今回のような「家事の効率化どうしてますか」など気軽に聞けて、登録者のみなさんが熱心にアドバイスしてくれるのでとても便利です。

 すくすくでは、新生活応援キャンペーンを3月27日まで実施中です。インスタグラムをフォローして、いいね&コメントで「新生活にチャレンジしたいこと」を書き込めば応募完了。抽選で2名様に「レコルト 自動調理ポット」をプレゼントさせていただきます。

 新生活では大変に感じることが増えるかと思いますが、なんとか家事の手を抜いて、お子さんと笑い合える時間もたくさん訪れますように。すくすく編集チーム一同、応援しています!

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