前も外も大きな窓から見えるよ 大型の手すりも設置 京王の新型「2000系」車両がデビュー
嶋田昭浩 (2026年1月18日付 東京新聞朝刊)

子ども用に大きな窓と手すりが設置された京王電鉄2000系車両の「ひだまりスペース」=京王相模原線で(嶋田昭浩撮影)
京王電鉄の新型通勤車両「2000系」の報道向け試乗会が、京王相模原線の若葉台(川崎市麻生区)-橋本(相模原市緑区)間で行われ、子ども向けなどに工夫された新たな設備の、走行中の模様が紹介された。1月31日から運行開始する。
全ての世代のために座席のない広い空間
京王にとっては、2017年に登場し有料座席指定列車「京王ライナー」に使われる5000系以来の新型車両。従来より環境性能を高めた新型の制御装置を搭載したうえ、外観・内装ともに円形をモチーフとしたデザインを、人工知能(AI)を用いて採用した。
さらに「全ての世代にやさしく」とうたって、ベビーカーや車いすでも「気兼ねなく」乗れるように、10両編成の5号車に座席のない広い空間「ひだまりスペース」を確保。窓を大きくとり、子どもがつかまって外を眺められるように丸みを持つ大型の手すりを設置した。

京王電鉄2000系では先頭車両の乗務員室との仕切りに、ガラス窓を下方へ大きくした扉がつけられている
運転台や前方、子どもたちが見やすいように
先頭車両の乗務員室との仕切りにある扉も、ガラス窓の部分を下方へ拡大しており、京王電鉄の佐々木昌・車両企画担当課長は「お子さまでも運転台や前方の展望を見られるように、配慮した設計にしています」と話す。
同社は今回投入する1編成を含めて、2027年3月までに2000系4編成の導入を計画。相模原線に限らず京王全線で運行するという。

京王相模原線で試乗会が行われた新型通勤車両2000系=川崎市麻生区の若葉台車両基地で
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