180cmの段ボール力士がハッケヨイ!「どんどこ!巨大紙相撲」 10/13に大相撲の本場・墨田区で
加藤健太 (2019年9月26日付 東京新聞朝刊)
段ボールで作った身長180センチの力士を競わせるイベント「どんどこ!巨大紙相撲」が10月13日、東京都墨田区で開かれる。各地で人気を博した催しが、両国国技館がある大相撲のまちにやって来る。観覧無料。
大勢で土俵をたたく巨大紙相撲の様子(土谷さん提供)
「新弟子検査」クリアした32体が出場
巨大紙相撲の取組では、本物より一回り小さい木製の土俵を、大勢でバンバンたたいて勝敗を決める。腕の長さや足の角度によって「突進型」や「堅守型」とタイプが分かれるため、たたき方にも駆け引きがある。
出場する力士は、巡業と称して区内で開かれたワークショップで、親子連れらが制作した。段ボールを力士の形に切り、猫やペンギン、怪獣など思い思いのデザインに仕上げた。新弟子検査で大きさの基準を満たした32体が、10月の本場所に臨む。
巨大紙相撲は、葛飾区小菅にゆかりがある夫婦の美術家ユニット「KOSUGE1-16」が考案し、各地で巡業や本場所を行ってきた。都内では、豊島区で開催した2007年以来、2度目になる。
子どもの作った力士が…盛り上がります
夫の土谷享(たかし)さん(42)は「大人が本気で作っても、子どもが作った力士にあっけなく負けるので盛り上がる。さまざまな年齢や性別の人たちが同じ土俵で楽しめる」と巨大紙相撲の魅力を語る。
イベントは、区内で展開されるアートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」(通称すみゆめ)の一環。10月13日午後1~4時半、墨田区亀沢三のYKK60ビルで開催する。予選リーグと決勝トーナメントをして最強力士を決める。
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