子どもと楽しんだ秋のひととき 東京新聞「子育て歳時記」展で特別イベント開催
東京すくすく編集チーム (2022年10月24日付 東京新聞朝刊)
東京新聞(東京都千代田区)で開催中の「笑顔と共に 子育て歳時記-イラストとことば展」の特別イベント「親子で楽しむ展覧会×自然と遊ぼう!」が23日、本社1階ロビーで開かれた。落ち葉を使った冠作りや、お茶の水女子大特任教授の宮里暁美さん(67)らによるミニトークがあり、100人を超す親子連れらでにぎわった。
落ち葉で冠作り 宮里暁美さんのトークも
子育て歳時記は、四季折々の出来事と子どもたちの姿をつづった宮里さんの随筆に、イラストレーター永須華枝さん(46)が挿絵を描き、本紙で今年6月まで連載が続いた。
ミニトークでは、宮里さんが随筆に触れ「子どもたちといると感性がみずみずしくなる。ぜひ子どもと過ごす時間を持ってもらえたら」と紹介。友人の子の写真などを参考に挿絵を描いたという永須さんは「親御さんの愛情や温かい目線も伝われば」と話した。展示を担当した東京芸術大非常勤講師の丸山素直さん(39)も加わり「子どもたちの作品の素晴らしい点はのびのびとした表現」と語った。
会場では、スタッフとして参加した中京大講師の西尾千尋さん(43)がバイオリンを奏で、来場者が聞き入った。親子で来場した東京都文京区の中田菜月さん(9つ)は「落ち葉の冠作りがおもしろかった」。母親の奈保子さんは「子どもとの時間を大切にしたいと思いました」と話していた。
「笑顔と共に 子育て歳時記-イラストとことば展」11月25日まで
ロビーには宮里さんの随筆と、約30点の挿絵を展示。観覧無料、午前10時~午後6時(日祝日を除く)。11月25日まで。
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