〈清水健さんの子育て日記〉15・できた!プールに10秒の顔付け 親子で日焼けした夏
お気に入りの赤の水中眼鏡で…頼もしい!
「準備はできた?」「うん!」。幼稚園も2学期がスタート。朝、家を出る時に靴をわざと左右逆に履こうとしたり、生活リズムを取り戻すまでは、準備が遅かったけど(笑)。「行ってきます」。そう手を振る息子の姿を頼もしく思います。
前回、「プールの水への顔つけ」の話をしました。できたんです! 10秒の顔つけが! お気に入りの赤の水中眼鏡をつけて。頼もしい! こんなふうにうれしそうに話しているパパは少し甘いのかな(笑)。得意げな表情の息子。1回できると自信がつくんだろうな。もう平気、苦手意識はなくなった感じです。
「まだ入る!」「もう1回!」プールは続くよ
ただ、そこからが大変。「まだ入る!」「もう1回!」。朝8時からお昼2時までプールの中。水分補給に気を付け、お昼も食べて、何度か休憩を挟むけど、赤のライフジャケットを着て、水中眼鏡をつけた息子はエンドレス。自信がつく、興味をもつ。いいことなんですが、さすがに、「もう今日はこれくらいにしようか」。すると、一緒に来ていたばあちゃんに、「じゃ、今度は、ばあちゃんに教えてあげる」と、ばあちゃんを誘う。いや、これはなかなかに体力を使う。さすがにばあちゃんには無理だ。わかった、パパが付き合います(笑)。紫外線対策もしたけど、親子そろっての日焼けのあとは、2019年の夏の思い出のひとつです。
オンサインサロンから、先輩パパと貴重な交流
「もっと多くの人の声を聞いてみたい」。この連載がきっかけで7月から始めたオンラインサロン「シングルファーザーのパパ日記」。初めてのオフ会を開催しました。どんなテーマがいいのかなと不安もあったけど、パパ同士、話は尽きませんでした。育児が一段落ついた先輩パパが、「進路だったり、学校での悩みだったり、パパが話を聞いてあげなくちゃいけない時がやってくる。その時がパパの見せどころですよ」「その時の代わりは他の人にはできない。今は体力的に大変だろうけど、周りに頼れるなら頼っていいんだよ」。僕を含め、同世代のお子さんがいるパパみんながうなずく。こういう交流が子どもたちの笑顔につながるといいなって改めて思った時間でした。
「僕が手伝うよ」。家にある30センチぐらいの観賞用の水槽の掃除。時間がかかるんです、息子が手伝うと(笑)。でも、この時間が大切。プールの写真をうれしそうにママの前に置いた息子。夏が過ぎ、秋が始まりました。今度はどの写真を飾ろうか。この「はじまり」を楽しんでいきます。 (フリーアナウンサー)
なるほど!
グッときた
もやもや...
もっと
知りたい