つくば市の産後ケア施設 男児が一時意識不明 「重大事故」として調査へ
渡部穣 (2026年1月9日付 東京新聞朝刊)
出産後の母子を支援するつくば市の産後ケア事業の委託施設で昨年、ゼロ歳の男児が一時意識不明となっていたことが分かった。男児は後遺症が残っており、市は「重大事故」として医師ら第三者による検証委員会を設置し、原因を調査することを決めた。

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左手足にまひが残りリハビリが必要に
市によると、昨年11月、母親が短期入所型(宿泊型)の産後ケアサービスを利用中、男児の体調が急変して意識不明となった。施設職員が119番通報し、市内の病院に救急搬送された。男児は意識を取り戻したが、左の手足にまひが残っており、継続的な通院とリハビリが必要だという。事業者は事故翌日、市に報告した。
検証委の設置は、教育・保育施設の子どもの預かり事業で死亡事故など重大事故が発生した場合に検証を求める国の通知に基づく対応。メンバーは医師と弁護士ら5人を予定している。検証の結果は、保護者の意向を踏まえて公表を検討する。
産後ケア事業は2021年4月施行の改正母子保健法で、市町村の努力義務とされた。つくば市では改正法が施行される前の18年度に始まり、現在は市内や周辺自治体の19施設に業務を委託している。24年度の利用者は261人だった。
市の担当者は「事故原因を検証し、再発防止策をしっかりと講じて、事業を安全に継続したい」としている。
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