我孫子市の子ども議会 小中学生の要望に市長が約束「通学路の安全、改善に取り組む」

牧田幸夫 (2021年11月11日付 東京新聞朝刊)
子育て世代がつながる
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議場で市政について質問する中学生ら=我孫子市で

 小中学生が議員となって市長に質問や要望をぶつける千葉県我孫子市の「子ども議会」が9日、市議会本会議場で開かれた。質問は新型コロナウイルス対策から地域の防災、街づくり、さらには食品ロスやエコ問題と多岐にわたった。子どもたちの意見は、今後の市政に生かされるという。

コロナ対策、食品ロス…38人が登壇

 我孫子市内13小学校、6中学校の代表38人が質問に立った。湖北台西小6年の山下晃和(こうわ)さんは、通学路の安全問題を取り上げ、「道路の白線が消えかかっているところや、車から身を守るためのガードレールがないところがある」とし、白線を引き直したり、ガードレールを設置する基準をただした。

 星野順一郎市長は、6月に八街市で起きた下校中の児童5人が死傷する痛ましい事故を踏まえ、「通学路の安全はとても重要」と強調。「皆さんが安全に安心して登下校できるよう、危険箇所の改善に取り組む」と約束した。

実現可能な要望には予算を付けます

 我孫子中2年の富永裕那さんは、コロナ禍で市民が感染予防の意識を高めるために市が取り組んでいることを質問。市側は広報紙で毎号コロナ関連記事を特集したり、SNSを活用して情報発信を行っていることを説明した。

 子ども議会は、議会制民主主義や街づくりへの関心を深めるのが目的で、今回が3年ぶり9回目。我孫子市は実現可能な要望・提案には予算を付ける方針で、前回の議会後には、図書館のレイアウト変更、公園の街路灯設置、通学路に「歩行者注意」の表示など、子どもたちの要望を受けて5つの事業を新たに行った。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2021年11月11日

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