かいけつゾロリが板橋区で大活躍! 防犯啓発オリジナル冊子、保育園や小学校などで配布

長竹祐子 (2022年10月17日付 東京新聞朝刊)
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板橋区内を舞台にゾロリが活躍する冊子「かいけつゾロリ 板橋防犯大さくせん」の表紙(区提供)

 板橋区は、防犯意識を楽しみながら高めてもらおうと、幼児や小学生に人気の児童書「かいけつゾロリ」(ポプラ社)とコラボレーションした防犯啓発冊子を制作した。「ゾロリ」は、キツネの主人公ゾロリをはじめ動物たちが大冒険を繰り広げる物語。原ゆたかさんの原作で、今年で35周年を迎え、シリーズ全体で71巻が発行されている。

ハッピーロードや大山商店街で問題解決

 区内の刑法犯認知件数は2003年をピークに減少しているが、特殊詐欺による被害は昨年、23区で3番目に多かった。区は、広く防犯について考えるきっかけとして、ポプラ社の協力で区オリジナルの物語の冊子を発行した。

 A5判24ページ。板橋を旅するゾロリが、盗まれた「板橋の宝」を取り戻すため、ハッピーロード大山商店街や板橋こども動物園など区内を巡りながら、連れ去り犯や万引犯、特殊詐欺犯を捕まえる物語。

 区内の保育園や幼稚園、小学校、図書館、イベントなどで配布する。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2022年10月17日

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