すくすく1周年記念イベントを開きました! 親子200人が参加 坂本美雨さん「無理せず周り頼って」と来場者にメッセージ
添田隆典 (2019年10月28日付 東京新聞朝刊に一部加筆)
東京新聞の子育てサイト「東京すくすく」の開設1周年を記念したイベント「すくすく文化祭」が27日、東京都杉並区の劇場「座・高円寺」であり、親子連れ200人が、ミュージシャンの坂本美雨さんのトークショーを楽しんだ。
子育てについてトークショーをするミュージシャンの坂本美雨さん(左)と東京すくすくの小林由比編集長
産後クライシス「私も当てはまるかも」
坂本さんは4歳の長女を育てており、本紙生活面と東京すくすくで「子育て日記」を連載している。
トークショーでは、出産後に夫婦関係が悪化する「産後クライシス」などが話題に。坂本さんは「私も夫への愛情が、出産後に娘に向かったので当てはまるところはある」と紹介。自身は産後2カ月から仕事に復帰するため、ベビーシッターなど周りの協力を得てきたことを紹介し、「甘えることができるなら無理せず周りを頼って」と参加した親たちにエールを送った。
参加者からは、夫の子育ての関わり方についての質問もあり、「仕事で自宅を数日空けるときは夫に思い切って任せている。妻がいなければ、夫は試行錯誤せざるを得ないので絶対、子育てのスキルは上がる」と話し、笑いを誘っていた。
杉並のグループによるゴスペルも
このほか、坂本さんと金属製の打楽器「ハンドパン」奏者の久保田リョウヘイさんとのミニライブや、杉並区を拠点に活動するサークル「ゴスペルファミリー杉並」のメンバーによる歌もあった。
長女(4つ)と長男(1つ)を育てる東京都八王子市の主婦、梁浦(やなうら)彩名さん(31)は「夫の子育てへの関わらせ方など大胆な発想が、坂本さんらしくてすてきだった。東京すくすくでは性教育の記事などを読みたい」と話した。
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