松戸市「あそびのすみか」新たに3つの大型遊具 50mのローラー滑り台も 10月8日から遊べます
牧田幸夫 (2022年10月4日付 東京新聞朝刊)
松戸市の自然公園「21世紀の森と広場」で整備を進めていた遊び空間「あそびのすみか」の2期工事が完成し、新たに3つの大型遊具が仲間入りした。8日から利用できる。昨年7月完成の1期工事分と合わせ、約1万平方メートルの敷地に周囲の自然とマッチした6つのオリジナル遊具がそろった。
バランス感覚を鍛えるネットクライム
地上10メートルから滑り降りる全長50メートルのローラー滑り台や、バランス感覚が鍛えられるネットクライム遊具などを新設した。事業費1億9900万円。
寄付者らを招待しプレオープンした1日、市内在住の渡辺峻平さん(40)は、妻千枝さん(40)と長男紡岐さん(3つ)の3人で訪れた。ローラー滑り台は順番待ちができる人気ぶりで、パパに抱っこされて滑走した紡岐さんは「少し怖かったけど、楽しかった」と笑顔。
当時小学4年生の久野さんが名付け親
「あそびのすみか」の名付け親である久野由璃菜さん(12)=松戸市立和名ケ谷中学1年=は、「みんなが楽しく遊べたらとの思いを名前に込めたけど、小さな子どもたちが喜んでいる姿を見られて良かった」と感想を話した。3年前に行われた名称募集は2065件の応募があり、当時小学4年の久野さんの作品が選ばれた。
今回、一般からの寄付は194件、金額は641万9000円で、1期工事の594万8000円を上回った。3万円以上寄付し返礼品を希望しない場合は、寄付者銘板に名前を入れることができ、「記念になるので子どもや孫の名前で寄付する方も多かった」(担当者)という。
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