ウクライナカラーの玩具「チャリティどんぐりきのこ」 売り上げの半額を寄付

近藤統義 (2022年3月17日付 東京新聞朝刊)

 ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの子どもたちを支援しようと、埼玉県川口市の木製玩具メーカー「こまむぐ」が、チャリティーグッズの販売を始めた。人気商品の「どんぐりきのこ」をウクライナカラーの青と黄色で色付けし、売り上げの一部を寄付に充てる。

「おもちゃで遊ぶことができる日常」とは

 どんぐりきのこは、キノコのような形の頭をした人形が坂道をトコトコと滑る姿がかわいらしい手のひらサイズのおもちゃ。1個1800円で、半額の900円を国際非政府組織(NGO)「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付する。

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ウクライナカラーで着色した「どんぐりきのこ」=こまむぐ提供

 こまむぐは「子どものよりよい笑顔のために」との経営理念を掲げ、「玩具メーカーとして伝えられるメッセージがあるのではないかと考えた」と小松和人社長。おもちゃで遊ぶことができる日常が、当たり前ではない現状に思いをはせてほしいと願っている。

 販売はこまむぐのオンラインショップから。川口市元郷の直販店でも取り扱う予定。問い合わせはこまむぐ=電話048(229)8053=へ。

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2022年3月17日

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