川崎市のママが「川崎区盛り上げ隊!」を結成 ハンドメイド作品の販売などイベントが人気
石川修巳 (2019年1月19日付 東京新聞朝刊)
子育てしながら、特技を生かして街を元気に-。そんな願いを共有し、川崎市川崎区内の母親たちが「川崎区盛り上げ隊!」を結成した。ハンドメイド作品の販売などを通じて、地域住民との交流を深めており、隊長の布小物作家、米澤奈緒さん(38)は「ママたちが好きなこと、得意なことで街を盛り上げたい。私たちができる小さな一歩」と語る。
やりがいも楽しさも一緒に!
川崎区盛り上げ隊!は昨年8月に結成された。30~40代の21人が参加し、得意な手仕事によるアクセサリー、雑貨などを販売するイベントを開催。メンバーが講師になって、来場者の制作体験の場も設けている。
2017年6月に市内であったイベントをきっかけに、米澤さんが子育て世代を中心としたNPO法人「幸区盛り上げ隊」の活動に参加。住まいのある川崎区内でも、子育て中の母親たちが楽しみながら、街の盛り上げにもつながる場をつくりたかったという。
「仲間がいるといろんなことができる。やりがいも楽しさも、一緒に分かち合えるし」と米澤さん。
得意分野を持ち寄り 息抜きの場にも
偶数月は、東田公園(川崎区東田町)内で「子育て応援サロン」、1月を除く奇数月には総合川崎臨港病院(同区中島)で「カワサキ手しごとマルシェ」を開催。ほかに隣の幸区盛り上げ隊との連携など、活動の場を着実に広げている。
米澤さん自身も母親の一人として、「ママが生き生きしていると、子どももうれしい。料理など、さまざまな得意分野を生かせる入り口を増やしたい」と語る。子育てに悩む母親たちの息抜きの場になるような活動も目指すという。
2月16日には、同区昭和のレンタルスペースで「ハッピーツリー Oneday Shop」を開催。ほかの開催予定など、詳しくは川崎区盛り上げ隊!のフェイスブックページへ。
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