港区が子ども1人当たり5万円の区内共通商品券配布 所得制限なく高校生世代まで、子育て支援で今春にも
奥村圭吾 (2024年1月8日付 東京新聞朝刊)
物価高騰の影響を受ける子育て世帯の経済的負担を軽減しようと、港区は今年4月以降、区内の高校生世代までの子どもを持つ世帯に、子ども1人当たり5万円分の区内共通商品券を配る。所得制限は設けない。
住民税非課税世帯には2月に7万円
対象は0~18歳の約4万5000人。2月に対象の世帯へ案内を送付し、4月から港区内約1000の加盟店や医療機関などで利用できる「電子スマイル商品券」を給付する。事業費は約24億3000万円。
これとは別に、昨年12月1日時点で港区に住民登録があり、世帯全員の2023年度分の住民税が非課税の世帯(生活保護受給世帯を含む)には1世帯当たり7万円を2月に支給する。事業費は約23億6000万円。
両施策の追加補正予算案は先月閉会した区議会定例会で可決、成立した。武井雅昭区長は記者会見で「商品券を活用していただき、地域経済の活性化にも役立ててもらいたい」と話した。
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