双子ベビーカーにも優しい公共施設が増えてほしい〈南家真紀子 MIRACLE TWINS〉
(2022年8月19日付 東京新聞朝刊)
まさかこんなサスペンス映画のようなアクロバティックな乗り方をすることになろうとは…。大半のエレベーターには収まるサイズだったのですが、地下鉄のある路線ではドア幅が狭くて乗ることができず、この経験の後は、特定の駅や路線を避けて行動することに。
大型のベビーカーを選んだのは自分の判断です。でも、親子にとって快適で優しい形状ほど、公共施設から排除されがちなのはとても悲しいことだなと感じました。
多様な事情の人々に優しいサイズ感や動線を考慮して公共施設が変化していくことを願っています。そしてもっと堂々と、親子に優しいベビーカーのデザインが増えるといいなあ。畳んで持てるとか、迷惑にならないとか…そんな窮屈なデザインじゃなくてね。
◇紙面に掲載された元の作品
南家真紀子(なんけ・まきこ)
アニメーションアーティスト。三重県出身。武蔵野美術大学卒業後、アニメ制作会社勤務を経てフリーに。NHK・Eテレの子ども向け番組「いないいないばあっ!」のアニメコーナーなどを手掛ける。13歳の双子男児と7歳男児を子育て中。作品や活動は公式サイトで紹介している。
4
なるほど!
11
グッときた
1
もやもや...
6
もっと
知りたい
想像できて笑ってしまいました。笑
恐らくA社のベビーカーだと思うのですが、車椅子と同程度の大きさだそうです。
東京在住ですが、今は施設側も想定しているのかすいすい移動できることが多いですね。
たまにどうしても通れない場所もありますが、ショッピングセンターなら大体余裕です。
双子ママ先輩方が声を上げ続けてくださったおかげなのだなと感謝です。