東京都「018サポート」は2024年度も実施 子ども1人に月5000円、新たな申請が必要な場合は?
出産や転入の場合、新規の申請が必要
018サポートは2023年度に始まった東京都の給付制度ですが、2024年度も実施されることになりました。都内で18歳以下の子どものいる人が、子ども1人につき月5000円を受け取れます。所得制限はありません。
2023年度に申請し、引き続き支給要件を満たす人は原則、手続きは不要です。
新規の申請は、2024年度中に「子が生まれた」「都内に転入した」などの理由で、新しく支給対象に含まれた人が対象です。親子のマイナンバーカードがあれば、公金受取口座での受け取りができるようになるなど申請方法が簡略化されています。
支給は8月、12月、2025年4月の3回
登録した口座に8月(4月~7月分)、12月(8月~11月分)、2025年4月(12月~3月分)の3回に分けて支給されます。新規で給付金を申請する場合、8月支給に間に合わせるには申請期限は7月15日となります。同様に12月支給には11月15日、来年4月支給には来年3月15日が期限です。
「3回に分けて支給されるので、
昨年度分が未申請の人は早く手続きを
018サポートは、東京都が子育て支援策の一環として2023年度から実施しました。
2023年度の対象は約200万人で、2024年4月末時点で約92%が申請を終えています。八木さんは「2023年度分の申請を忘れていた方もまだ間に合いますので、しっかり手続きしてください」と呼びかけています。
【追記】東京都都福祉局は18日、018サポート申請で運転免許証などの画像アップロードができない不具合が発生していると発表しました。同じユーザーでもタイミングなどでできることもあるそうです。詳しくは東京都のWebサイトをご確認ください。
監修・八木陽子
東京都在住。1男1女の母。出版社勤務をへて独立。2001年、ファイナンシャルプランナーの資格を取得後、マネー記事の執筆やプロデュース、セミナーなどの仕事をする。2005年、親子でお金と仕事を学ぶ団体キッズ・マネー・ステーションを設立。2008年、家計やキャリアに関する相談業務を行う株式会社イー・カンパニーを設立した。著書に「6歳からのお金入門」(ダイヤモンド社)、「10歳から知っておきたいお金の心得」(えほんの杜)など。
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