〈各市の新年度予算案から〉青梅市 保育所の紙おむつ処理を支援 乳児の睡眠時の安全センサーも拡充

佐々木香理 (2022年2月17日付 東京新聞朝刊)
 〈2022年度予算案〉東京都青梅市は、移住希望者を呼び込み、人口減少の抑制を図る「移住・定住促進プランの推進」の関連費用7700万円を計上した。青梅の暮らしを紹介するインターネット上の特設サイトや移住に特化した相談窓口を充実させ、移住の際の住宅費なども支援する。浜中啓一市長は、移住を掲げた具体策の予算化は初めてとした上で「移住・定住という一つのターゲットを絞り、青梅の魅力を発信したい」と話した。

小中学生の医療費、自己負担分も無料に

 子育て支援策では、小中学生の医療費の自己負担分を実質無料にする。現在の通院1回あたり200円の自己負担分を市が助成する。対象者は8500人。事業費は850万円を計上した。ほかに、保育所での紙おむつ処理支援、乳児の睡眠時を見守る安全センサー機器設置の拡充も盛り込んだ。

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青梅市の浜中啓一市長

 消防団の消防ポンプ車など10台を更新する。関連費用は1億7900万円で、モーターボート競走事業の収益金を活用する。同事業収入からの繰り入れは、前年度より4億7000万円増となる18億円を見込む。

 青梅市の人口は2月1日現在、13万989人。1人あたりの歳出は40万7667円。

青梅市の新年度予算案

元記事:東京新聞 TOKYO Web 2022年2月17日

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