「東京こどもすくすく住宅認定制度」 戸建て住宅にも対象拡大
東京すくすくと似た名前で、安全性などに配慮された住宅を東京都が認定する制度「東京こどもすくすく住宅認定制度」を利用した住宅が増えています。マンションなどの集合住宅で認定されたのは8000戸に上ります。さらに5月中旬からは、制度の対象が戸建てにも広がり、住宅ローンの金利が安くなる制度も導入されました。

こどもすくすく住宅認定制度のロゴ
子どもたちが転落などの痛ましい事故にまきこまれることなく、子育て世代が安心して暮らせる集合住宅を増やしたいー。東京都は2016年2月から「東京こどもすくすく住宅認定制度」の前身となる補助制度をスタートし、対象となる認定モデルを増やしたりして物件を増やしてきました。
東京すくすくでは2023年9月、同制度の認定を受けている東京都墨田区の賃貸住宅「ネウボーノ菊川」を取材しました。
今は近くに「ネウボーノ菊川Ⅱ」もオープンし、ほぼ満室になっているそうです。

ネウボーノ菊川Ⅱの外観
その他にも2025年度は認定済みの多くの集合住宅が実際に住むことができるようになるそうです。物件一覧も公開されています。
また5月16日からは、制度の対象が戸建てにも広がっています。
さらに、子育て世帯などが、都の補助を受けた、「こどもすくすく住宅」(集合住宅でも戸建てでも)を購入する際、住宅金融支援機構との連携で「フラット35」の借入金利を一部引き下げる制度も始まっています。
戸建では、家周りを明るくする防犯灯の設置なども対象となります。

「こどもすくすく住宅」の認定基準(家周りを明るくする防犯灯の設置)を満たす住宅のイメージ(中央グリーン開発株式会社提供)
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